タイでも健康志向な人が増加!?2025年版・タイのオーガニック事情を深掘り!
数年前まで、タイで「オーガニック」と聞くと、どこか特別で高級なイメージがありました。
それが2025年の今、日常的な選択肢としてすっかり根付いてきたのを肌で感じています。
つい先日、バンコク郊外のローカルなショッピングエリアを歩いていたときのこと。
平日昼間ということもあって、ほとんどのお店は人もまばら。ところが、ひとつだけ長蛇の列ができているレストランがありました。
気になって覗いてみると、そこはなんと「オーガニックレストラン」。
タイの人々がここまで健康志向になっているなんて、正直驚きでした。
タイで人気のローカル発オーガニックブランド
オーガニック=輸入品=高い、という先入観を持っていた私。
でも実際には、タイ国内にも質が高く、手頃な価格で手に入るブランドが増えてきています。
まずご紹介したいのが、KHAOKHO TALAYPU(カオコー・タレープー)。
このブランドはタイ北部・ペッチャブーン県の山間部で生まれた自然派ブランドで、ハーブや植物を使ったスキンケアが人気です。
シャンプー、ボディソープ、フェイスクリームなど幅広く展開しており、タイの大手スーパー「Big C」や「TOPS」でも手軽に購入できます。
ギフト用パッケージも可愛いので、日本へのお土産にもぴったりです。
店舗はバンコク市内にもあり、例えば「カオコー・タレープー サイアムスクエア店」では、製品のテスターも豊富に揃っています。
住所:Siam Square Soi 5, Pathumwan, Bangkok
アクセス:BTSサイアム駅から徒歩3分
もうひとつ外せないのが、ABHIBHUBEJHR(アバイブーベ)。
こちらはチャチューンサオ県にある「チャオプラヤ・アバイブーベ病院」が手掛けるハーブブランドです。
特に有名なのはバタフライピー(アンチャン)配合のシャンプーや、肌に優しいマンゴスチンソープ。
自然な香りと髪や肌への優しさで、タイ国内だけでなく日本人観光客にもファンが多いです。
価格はシャンプーが100〜150バーツ程度とお手頃。
公式ショップは「MBKセンター」や「Icon Siam」にもあります。
食品分野でもオーガニックが拡大中
コスメだけでなく、最近では食品分野でもオーガニック人気が急上昇しています。
特に都市部では、以下のようなオーガニックショップが注目を集めています。
- Lemon Farm(レモンファーム) – タイ国内に20店舗以上を展開。野菜、果物、調味料、加工食品、オーガニックコスメまで幅広く揃う。
住所:1st Floor, Park Venture, Wireless Rd, Bangkok
アクセス:BTSプルンチット駅直結 - Sustaina(サスティナ) – 日本人経営のオーガニックショップ&レストラン。
住所:1 Soi 39, Sukhumvit Rd, Bangkok
アクセス:BTSプロンポン駅から徒歩3分 - Organic Supply – 小規模ながら感度の高い品揃えで人気。
住所:148 Nak Niwat Rd, Lat Phrao, Bangkok
アクセス:MRTラップラオ駅から車で約10分
これらのお店では、農薬を使わない野菜や果物、グルテンフリー食品、ナチュラルスイーツなども購入可能。
観光客でも利用しやすい立地が多いのも魅力です。
オーガニック市場のこれから
タイ政府も健康志向の高まりを受けて、オーガニック農業の支援を強化しています。
農家への研修や補助金制度が整い、都市部だけでなく地方でもオーガニック市場が拡大中。
特にバンコクでは、週末マーケットにオーガニック専用ブースが増えており、ローカルも外国人も入り混じって賑わっています。
まとめ&筆者の感想
数年前のタイでは考えられなかったほど、オーガニック製品やレストランが身近になりました。
私は普段から化学成分控えめなコスメを使っていますが、タイのオーガニック製品は価格も手頃で、香りも優しく、旅行中でも気軽に試せるのが魅力です。
特に、カオコー・タレープーのシャンプーはお土産に配ると必ず喜ばれますし、アバイブーベのソープは自分用にもリピートしています。
健康志向や自然派ライフスタイルに興味がある方は、ぜひタイでローカルブランドのオーガニック製品を探してみてください。
きっと、タイの新しい魅力を発見できるはずです。