タイの旅行中に食べたいのは、本場の美味しいタイ料理!
たくさんの香辛料を使用していて、野菜もたっぷりで身体にもよくヘルシーなイメージがありますが、実は意外と高カロリーなメニューが多いんです…。
近年はヴィーガン・グルテンフリーなどの選択肢も増えてきましたが、ローカルな屋台やレストランでは昔ながらの味付けが主流です。健康志向でも、つい手が伸びてしまう絶品料理たち。
今回は日本人に人気のある10種類のタイ料理のカロリーを、最新のデータを基にランキング形式でご紹介します!
【2025年最新版】意外と高カロリー?タイ料理カロリー調査10選!
【1位】パッタイ…1050kcal
カロリーランキングの一位に輝いたのは、タイ風焼きそばのパッタイです!
日本でも大人気のこのメニュー、実はカロリーオバケだったんです…。
米粉の麺をたっぷりの油で炒め、味付けにお砂糖やナンプラー、オイスターソースを使っている事が高カロリーの要因です!
近年では、ベジタリアン仕様やオイル控えめなヘルシーパッタイも登場していますが、やはりローカルフードとしては定番の甘辛しっかり味。エビや干しエビ、砕いたピーナッツの香ばしさがクセになって、ついつい頼んでしまうという人も多いと思いますが、食べ過ぎには要注意です!
【2位】トートマンプラー…850kcal
魚のすり身を揚げた、タイ風のさつま揚げ「トートマンプラー」。
ぱっと見た感じ揚げ物感が薄く、唐揚げやフライなどの王道的な揚げ物を食べるより罪悪感が無いのですが、当たり前ですが、揚げているのでカロリーは高いです。
レッドカレーペーストが効いたピリ辛な味がお酒との相性抜群ですので、ビールを片手についつい箸を進めてしまわないよう注意しましょう!
最近では空港や高級タイ料理店などで“ふんわり系”のヘルシーなトートマンプラーも登場していますが、屋台などで食べるローカルスタイルはしっかり揚がっていてボリューム満点です。
【3位】グリーンカレー…800kcal
日本でも人気のグリーンカレーはココナッツミルクをたっぷり使っているので、残念ながら高カロリーです。
しかし、ココナッツミルク自体は美容効果が高く、グリーンカレーペーストに含まれるハーブ類や唐辛子は発汗作用をもたらし、体内での脂肪分解効果も期待できます。
また、野菜もたくさん摂れますので食べ過ぎなければ身体に良いタイ料理のひとつです!
近年では玄米や雑穀米と一緒に提供されるレストランも増えてきており、健康志向の方にもおすすめです。
【3位】カオマンガイ…800kcal
グリーンカレーと同率で3位にランクインしたのは意外や意外、カオマンガイです。
茹でた鶏を使っているので余分な油が落ちていて、さっぱりとヘルシーなイメージがありますが、その高カロリーの要因はご飯にあります。
カオマンガイで使用されるご飯は鶏を茹でたスープで炊いていますので、鶏から落ちたはずの余分な油分は全てご飯が吸収しているんです!
最近はオイルカット版の「カオマンガイヘルシー」も登場していて、鶏むね肉を使用し、ご飯をジャスミンライスではなく玄米に変更する工夫なども見られます。
【5位】プーパッポンカリー…780kcal
タイ旅行で必ずと言っていいほど注文されるワタリガニのカレー炒め「プーパッポンカリー」。
見た目も味も豪華なこの料理、当然ながらカロリーも豪華!
グリーンカレーと違い、ココナッツミルクを使用していないものの、油と卵がたっぷり使われており、炒め方も濃厚なスタイルが多いです。
特にソフトシェルクラブを使ったバージョンはさらに高カロリー。見た目のインパクトもあるため写真映えもしますが、ダイエット中の方は食べる頻度に注意しましょう。
【6位】ガパオライス…600kcal(目玉焼き込み)
ピリ辛のひき肉が食欲をそそり、つい食べたくなっちゃう料理ですが600kcalとなかなかです。
しかしご飯と目玉焼き込みでこのカロリーですので、これだけでお腹いっぱいになる事を考えるとそこまで高カロリーではないかもしれません。
ちなみにガパオライスによく乗っている目玉焼きは日本の物と違って多めの油で揚げ焼きにして作られています。どうしてもカロリーを抑えたい方は、目玉焼き抜きにするだけでも100kcal程抑えられますよ!
2024年以降は「植物性ミート(大豆ミート)」を使用したヴィーガンガパオも増えており、ベジタリアン旅行者からの支持も高まっています。
【7位】ヤムウンセン…280kcal
春雨を使った辛いサラダであるヤムウンセンは、サラダというカテゴリなだけあり、割とヘルシーです。
春雨を使っている分、通常のサラダよりも腹持ちが良いので、食べ過ぎ防止にも効果的です。
タイのセロリやパクチーをはじめとする野菜やシーフードをたっぷり摂る事が出来るので、栄養バランスが良く、脂質を抑える事ができ健康的な一品です!
冷たい料理なので、暑い時期や食欲のない時にもおすすめ。辛さ調整もできるので、初心者にもチャレンジしやすいです。
【8位】ラープムー…200kcal
豚ひき肉とハーブのスパイシーサラダはお肉を使っているのに低カロリー!
炒った米をすり潰した粉やたっぷりのハーブが入っている辛さと独特の味付けがお酒によく合い、お酒のおつまみとしても人気のメニューです。
お食事の場合はカオニャオ(タイのもち米)やジャスミンライスと一緒に食べても500kcal以下で抑えられますし、おつまみであれば付け合わせのキャベツや白菜の葉と一緒に食べれば野菜も一緒に採れて尚良しです。
2025年現在では鶏ひき肉版「ラープガイ」も人気で、より低脂質でタンパク質豊富な選択肢として注目されています。
【9位】ソムタム…170kcal
青パパイヤをはじめとするたくさんの野菜で作るソムタムはボリューミーなのに低カロリー。
タイではソムタムダイエットと呼ばれる物があるくらい、タイの美容に敏感な女の子達にも人気のメニューなんです。
青パパイヤにはタンパク質、糖質、脂肪を分解する酵素が含まれており、ダイエットに効果を発揮します。
また、ビタミンや食物繊維も豊富ですので、美肌効果や便秘の解消にも効果的です!
最近はソムタムにアボカドやサーモンなどを加えた“ネオ・ソムタム”も登場し、さらに栄養価が向上しています。
【10位】トムヤムクン…105kcal
タイ料理ブームの火付け役とも言えるトムヤムクンが栄えある第10位に輝きました!
個性的な酸っぱ辛いスープの原材料にはレモングラスや唐辛子などたくさんの香辛料が含まれていて、発汗作用なども期待ができます。
しかし辛みや酸味が強い分、食欲旺盛になってしまう危険性もあり!トムヤムクンと一緒に他の物を食べ過ぎないように注意しましょう!
逆に夏バテで食欲が出ない時や、疲れがたまっている時などにはオススメの一品です!
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今回は人気のタイ料理のカロリー調査を行いましたが、いかがでしたか?
私はタイ在住で毎日タイ料理を食べていますが、自分の好きなメニューが軒並み上位にランクインしていてショックを受けました(笑)。
でも、美味しいものを楽しむことも旅行の醍醐味の一つ。カロリーを知っておくだけでも、ちょっとした工夫で調整ができます。
「選び方」と「食べ方」を意識するだけで、楽しい旅と健康の両立が可能です!
皆さんも、ぜひメニュー選びの参考にしてみてくださいね!