毎日の食料の買い出し、タイではどこでしていると思いますか?
「スーパーより市場でしょ!」と即答する人もいるかもしれません。
私自身、タイに来たばかりの頃は、肉も野菜もフルーツも全部スーパーで揃えていました。便利だし、清潔感もあって安心だったんです。
でも、スーパーはやっぱり高い…。ある日ふと立ち寄った近所の市場で値段を見てびっくり。野菜や果物はスーパーの半額以下、新鮮さも引けを取りません。
そこからはもう市場通い。買い物袋を片手に歩く時間が、暮らしの楽しみのひとつになりました。
今回は、タイ語ができなくても気軽に行ける、バンコク近郊のおすすめ市場をご紹介します。
日本人にもおすすめ!バンコク近辺で新鮮食材が手に入る市場【2025年版】
① 日本生鮮卸売市場(トンロー)
食品の「市場」と聞くと、日本でも敷居が高く感じませんか?ましてや海外だと尚更。でも、バンコク・トンローにある日本生鮮卸売市場なら、初心者でも安心です。
本来は飲食店関係者向けですが、毎日12時以降は一般開放。日本から直輸入された魚介、肉、果物、調味料まで、まるで日本の小さな築地のような雰囲気です。
例えば、刺身用の本マグロや北海道産ホタテ、旬のシャインマスカットなど、日本食が恋しくなった時にはぴったり。
- 営業時間:12:00〜18:00(業務時間は早朝から)
- 住所:87 Soi Sukhumvit 55, Bangkok
- アクセス:BTSトンロー駅からタクシーで約5分
② オートーコー市場
観光客からも人気のある清潔な市場といえば、オートーコー市場。チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの向かいにあり、MRTカムペーンペット駅直結でアクセスも抜群です。
屋根付きの半屋内市場なので、雨の日でも快適。野菜、果物、魚、肉はもちろん、タイスイーツやハーブ、珍しい乾物まで揃います。
特に果物コーナーは圧巻。2025年現在はマンゴーやドリアンなど旬のフルーツを試食できるお店も増えています。
市場の奥には清潔なフードコートもあり、カオマンガイやパッタイなど、地元の味をその場で楽しめます。
- 営業時間:6:00〜20:00
- 住所:Kamphaeng Phet Rd, Chatuchak, Bangkok
- アクセス:MRTカムペーンペット駅出口3すぐ
③ ローカル市場にもチャレンジ!
もしタイに長期滞在するなら、ぜひ近所のローカル市場にも足を運んでみてほしいです。
アパートやコンドの近くに何もない広場や駐車場があれば、夕方からナイトマーケットとして開かれている可能性大。
私の住むエリアでも毎日17時頃から市場が立ち、炊きたてのもち米や揚げたてのフライドチキン、香ばしい焼き魚の匂いが漂ってきます。
ローカル市場では、生鮮食品に加えて、惣菜、衣類、雑貨も売られており、生活感たっぷり。たまにカエルや昆虫など、日本では見ない食材も登場します。
値札がないことも多いですが、指差しと笑顔でなんとかなります。タイ語が話せなくても問題なし。
④ 2025年の新しい市場トレンド
近年は「ファーマーズマーケット」や「オーガニック市場」も増えてきました。例えばバンコクのアソークやサトーンエリアでは、週末限定で有機野菜や無添加食品を販売するマーケットが開催されています。
また、デリバリーアプリを活用すれば市場の商品をオンラインで注文できるサービスも登場し、買い物の選択肢が広がっています。
まとめ&感想
市場での買い物は、値段も安く、鮮度も抜群。何より「暮らしている実感」をくれる場所です。
私はスーパーの清潔さも好きですが、市場の活気や人とのやりとりはやっぱり魅力的。特にオートーコー市場は、観光と日常の中間地点のようで、日本人にもおすすめです。
2025年の今は、従来のローカル市場に加え、オーガニックやデジタルサービスを取り入れた新しい形の市場も増えています。旅の途中でも、暮らしの中でも、ぜひ市場を訪れてみてください。