タイに住んでいると、ふらっと国内旅行に行けるのが大きな魅力のひとつですよね。
例えば、まだ行ったことのない北部の山岳地帯や、エメラルド色の海が広がる南部のリゾート地。3連休やちょっとした休暇でも、気軽に出かけられます。
でも、できることなら交通費はできるだけ抑えたい…!
2025年現在も、タイ国内旅行をお得に楽しむためには、移動手段の選び方がカギになります。
今回は、私が実際にタイ在住中に使ってきた「交通費を安く抑える方法」を詳しくご紹介します。
タイ在住者がタイ国内旅行の交通費を安く抑える方法【2025年最新版】
① 定番の長距離バス
まずは、昔から変わらず安く移動できる手段「長距離バス」。
バンコクには主に3つの大きなバスターミナルがあります。
- 北バスターミナル(モーチット・マイ):チェンマイ、チェンライ、イサーン地方方面
- 東バスターミナル(エカマイ):パタヤやラヨーン方面。BTSエカマイ駅直結でアクセス抜群。
- 南バスターミナル(サイタイマイ):プーケット、クラビ、サムイ島方面。ただし市内中心部から離れており、事前に行き方を確認するのがおすすめ。
2025年現在はオンライン予約も一般的になっており、「12Go Asia」や「BusOnlineTicket Thailand」などで事前にチケットを購入できます。
② バスより小回りが利くロットゥー(乗り合いバン)
ロットゥーは10〜15人乗りのバンで、料金はバスより少し高めですが、所要時間が短く、乗り場から直接目的地に近い場所まで行けることも多いです。
ただし、人数が揃わないと出発しない場合があるため、出発時間に余裕を持って行動しましょう。
2025年は安全面を強化した「新型ロットゥー」も導入され、座席が広く、シートベルトの着用が義務化されている路線も増えています。
③ 時間に余裕があるなら鉄道の旅も魅力
鉄道は「時間はかかるけれど、旅情を味わえる」移動手段。
バンコクの中央駅は、2023年から新ターミナル「バンスー駅(Krung Thep Aphiwat Central Terminal)」に移転しました。ここからチェンマイやフアヒン行きの列車が発着します。
夜行寝台列車も人気で、2等寝台はエアコン付きでもお手頃。夜景を眺めながら目的地へ向かう時間は、飛行機では味わえない魅力です。
④ 飛行機で一気に移動!LCCを活用
私自身、長距離移動は飛行機派です。特に週末旅行や連休では、移動時間を減らせるのが大きなメリット。
タイ国内では、エアアジア、タイ・ライオンエア、ノックエア、バンコクエアウェイズなどが主要LCCとして運航しています。
セール時期を狙えば、バンコク〜チェンマイ間が片道700バーツ前後になることも!
⑤ 2025年の新しい移動手段
最近は、長距離EVバスや高速鉄道(バンコク〜ナコンラチャシマ区間)など、新しい交通インフラも整備されつつあります。
特に高速鉄道は、将来的にラオス、中国方面とも接続予定で、陸路旅行の幅がさらに広がるでしょう。
まとめ&感想
タイ国内旅行は、交通手段を上手に選べば、時間もお金も節約できます。
私は「近場はバス、遠方は飛行機、ゆっくり旅は鉄道」という使い分けが一番バランスが良いと感じています。
2025年はオンライン予約やキャッシュレス決済もさらに普及しており、事前に計画を立てれば、より快適で安全な旅が可能です。
せっかくタイに住んでいるなら、気軽に週末旅行を楽しんでみてくださいね。