東南アジアにはタイのほかにも、シンガポールやマレーシア、ベトナム、インドネシアなど魅力的な国がたくさんあります。
それでも、私が選んだのは「タイ」。
今回は、私が数ある国の中からタイを移住先に決めた3つの理由と、実際に住んでみて感じたことを、少しエッセイ風にお話しします。
タイ移住希望者必見!私が移住先にタイを選んだ3つの理由
1.タイに魅せられたから
タイで暮らす日本人同士が集まると、「どうしてタイを選んだの?」という話題は必ずといっていいほど出てきます。
そこで一番多い答えは、「タイに恋をしたから」。
私もまさにその一人です。初めて旅行で訪れたとき、ゆったりと流れる時間、人懐っこい笑顔、そして「マイペンライ(大丈夫、気にしない)」というおおらかな空気にすっかり魅了されました。
寺院の静けさや金色に輝く仏像も、都会の喧騒とローカル屋台の香りも、その全てが心地よくて。
日本で働いていた頃、分刻みのスケジュールに追われていた私にとって、タイのゆるやかな時間の流れは魔法のようでした。
だから、もう一度来たい…ではなく、ここに住みたい、そう思ったんです。
2.家族のことも考えられる距離感
以前、アメリカ西海岸に住んでいたことがありました。景色も文化も素晴らしいのですが、とにかく日本から遠い。
急に実家に帰らなければならない時、飛行機に十数時間も乗らないといけないのは、想像以上に大変です。
その点、タイは日本から直行便でおよそ6〜7時間。2025年現在も成田、羽田、関空、中部、福岡など主要都市から毎日直行便が運航されています。
LCCを使えば往復3万円台で帰国できることもあり、距離の近さは何よりの安心感です。
親の年齢や健康を考えると、「何かあったらすぐに帰れる距離」は大きな決め手になりました。
3.生活環境の安心感
2025年現在、タイに住む日本人は大使館登録者数だけでも約8万人と言われています。実際には短期滞在や未登録の人も含めると10万人近くいるとも。
特にバンコクには、日本人向けのスーパーや病院、日本語対応可能な不動産会社や美容室、日本食レストランが数多くあります。
もちろんローカル文化を楽しむのも大事ですが、慣れない海外生活では「日本語で相談できる環境」があるだけで、安心感が全く違います。
食事も、タイ料理だけでなく日本食や多国籍料理が手軽に楽しめます。物価も日本より抑えられ、コンドミニアムのプールやジム付き物件も手の届く範囲。
実際に暮らしてみて思うこと
もちろん、タイ移住が全てバラ色というわけではありません。
言葉の壁、文化の違い、役所手続きの複雑さなど、ストレスを感じることもあります。それでも私がここに住み続けたいと思えるのは、タイの人や街が持つ「ゆるやかさ」に救われてきたから。
移住を考えている方へ。タイは、日本に近くて、日本人コミュニティもあり、異文化の魅力と安心感を両立できる国です。ただし、「観光の延長」ではなく「生活の場」としての現実も見据えて選んでほしいと思います。
まとめ:タイ移住を選んでよかった
私にとってタイは、心がほっとする場所であり、新しい挑戦ができる舞台でもあります。
2025年になっても、この国の魅力は変わらず、むしろ進化を続けています。もしあなたが移住を迷っているなら、一度タイの空気を吸ってみてください。もしかしたら、私のように一瞬で恋に落ちるかもしれません。