不定期でお届けしている【駅前散策】、今回は第5回目、舞台はタイ・バンコクの中でもひときわ賑やかなアソーク(Asok)駅周辺。2025年になってもその人気は衰えず、ますます魅力的なスポットが増えています。今回は、最新情報を交えて、ショッピングにお食事にリラクゼーションにおすすめの4スポットを、たっぷりご紹介させてください。
【はじめに】アソーク駅ってどんなところ?
アソーク駅は、バンコクの中心地・サイアム駅から電車でわずか7分ほど、プロンポン駅の隣りとアクセス抜群。さらに、
スクンビット駅との乗り換えも可能で、2025年も相変わらず“バンコクのハブ”として、観光にもビジネスにも便利な場所です。
駅の周辺には大型ショッピングモールや最新オフィスビルが林立し、日系や外資系企業の進出も進んでいて、タイ人だけでなく世界中から訪れる人々の姿をよく見かけます。
「どこへ行こう…?」と迷ってしまうほど多彩なスポットがぎゅっと密集するアソークエリア。そんな皆さまに向けて、2025年最新版のおすすめをご紹介しますね。
【BTS駅前散策・2025年版】買い物やお食事にオススメ!アソーク駅周辺スポット4選
オススメその1>>Terminal 21(ターミナル21)
アソーク駅と直結するショッピングモール、
Terminal 21
は、2025年になってもなお、アソークエリアでの定番中の定番です。
空港をテーマにしたユニークな館内は、各フロアが都市ごとのデザインをまとっており、まるで“買い物で世界旅行”をしているような気分に。フォトスポットも豊富で、つい夢中でカメラを構えてしまいます。
2025年の最新撮影スポット仲間入りとして、ロンドン・パリ・東京に加え、最近リニューアルされた「京都フロア」も注目!静かで落ち着いた茶室風の休憩スペースでは、抹茶ドリンク片手にほっとひと息。
特におすすめなのは、イスタンブールフロア(3階)と、リーズナブルなフードコート「Pier 21」(5階)。お土産探しにはぴったりのトルコ雑貨や刺繍小物、アロマなどが楽しめる3階に、
Pier 21
では、ガパオライスやグリーンカレーなどの定番タイ料理が2025年現在も30バーツ台〜と驚きの価格でいただけます。
地元のオフィスワーカーや観光客、そして世界中からの訪問者で、ランチタイムはいつも大賑わい!新メニューも続々増えていて、2025年にはベジタリアンメニューやヴィーガンスイーツも登場しています。
【Terminal 21】
住所:
2/88 Sukhumvit Soi 19 (Asoke Road), Khlong Toei, Bangkok 10110, Thailand
電話番号:
+66-2-108-0888
営業時間:
10:00~22:00(年中無休)
HP:
http://www.terminal21.co.th/
オススメその2>>K-Village(ケイヴィレッジ)—韓国文化の新スポット
以前から“コリアンタウン”として知られたSukhumvit Plazaも魅力的ですが、2025年に入って注目を集めているのが、駅から徒歩6分ほどにあるK-Villageという複合施設です。
K-Villageは韓国の人気カフェ、ビューティーショップ、韓国食材スーパー、そして話題の“韓国風インスタ映えスイーツバー”が一堂に会した新しいスポット。2025年の春には韓国風ヘアサロンもオープンして、韓流気分をまるごと味わえる空間になっています。
もちろん、コリアンタウンの古株も負けてはいません。Sukhumvit Plazaには伝統的な韓国焼肉店や本格家庭料理のお店、そしてかき氷“パッピンス”専門店が今も並んでいて、こちらでリーズナブルに韓国グルメを堪能することもできます。
“新旧コリアンタウン”を巡るなら、K-VillageとSukhumvit Plazaをハシゴするのも楽しいプランですよ。
【K-Village】
住所:
29 Sukhumvit Soi 26 (Next to Asoke BTS), Khlong Toei, Bangkok 10110, Thailand
アクセス:
BTSアソーク駅から徒歩約6分
営業時間:
10:00~22:00
オススメその3>>SUDA(スダー)—ローカルの味に出会うタイ食堂
アソーク駅周辺にはイタリアンやカフェ、バーが多い中で、2025年も訪れる人に愛され続けているのがこのSUDAです。
お店の外観は庶民的で、一見すると食堂。でもそこがいいんです。英語付きメニューはもちろん、写真付きメニューもあるので外国人でも安心してオーダーできるのが嬉しいですね。
2025年の新メニューとして、ラープムー(豚ひき肉のスパイシーサラダ)に加えて、“トムヤム海鮮フォー”や“マンゴースティッキーライス パフェ仕立て”など、ちょっと遊び心のある創作タイ料理も登場しました。
おばちゃんの笑顔に迎えられながら、タイの家庭の味をほおばるひとときは、心も体もじんわり温かくなれる体験です。
【SUDA】
住所:
6-6/1 Sukhumvit Soi-14, Khlong Toei, Bangkok 10110, Thailand
電話番号:
+66-2-229-4664
営業時間:
11:00~23:00(日曜定休)
HP:Facebookで最新情報もチェックできます。アカウントは「SUDA Restaurant Soi 14」です。
オススメその4>>Sittara Massage(シッタラ・マッサージ)リニューアル情報
歩き疲れた脚と歩調に、心から寄り添ってくれるのがこちら、Sittara Massage。以前は1時間100バーツという破格で知られていましたが、2025年現在、物価の変動を受けて、若干の料金改定がありました。
タイマッサージまたはフットマッサージが1時間150バーツ、オイルマッサージが200バーツへと変わりましたが、それでもまだまだコスパ抜群。施術師さんの技術は相変わらずで、心地よい揉みほぐしに心までゆるゆる。
同じソイ23には他にもマッサージ店が並んでいますが、清潔感と腕の良さで、ここを”推し店”として挙げる方が多い印象です。
※
念のため、施術を受ける際は同性のマッサージ師を希望する旨を伝えると安心です。
【Sittara Massage】
住所:
24/1 Sukhumvit Soi-23, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110, Thailand
電話番号:
+66-2-260-0977
営業時間:
10:00~23:00(年中無休)
料金:
タイマッサージ/フットマッサージ 150バーツ(1時間)
・オイルマッサージ 200バーツ(1時間)
【まとめ】
2025年のアソーク駅周辺は、ショッピングにグルメに癒しに、ますます色とりどり。見慣れたスポットに加え、新たにリニューアルされた施設やメニューが加わり、昔よりもさらに“選びがい”がある街になっています。
気軽に立ち寄れるTerminal 21で世界を巡り、K-Villageで韓国文化にどっぷり浸かり、SUDAでローカルの温かさに触れ、Sittaraで疲れをそっと解きほぐす…そんな流れを組み込んだプランは、まるで小さな”バンコク旅”そのもの。
**私の主観的な感想としては、**
- まず、Terminal 21の“京都フロア”に足を踏み入れた瞬間、異国にいながら日本の雅やかな雰囲気が感じられて、なんとも心地よい驚きでした。温かい抹茶ラテと共に「ただいま」と言いたくなるような安心感。
- K-Villageを歩いていると、まるで韓国のソウルをぷらぷら散策している気分に。本格カフェの香りとポップな文化が溶け合って、思わず“映え”写真を撮りたくなる楽しさが満載です。
- SUDAでは、含み笑いを交えながら注文を手伝ってくれるおばちゃんに、ほっとして、「あぁ、この場所がずっとこのまま変わらないでいてくれたら…」と願いたくなります。
- Sittaraのマッサージは、雑踏から解放された“静かな贅沢”。施術後のふわふわした余韻が、バンコクでの日常をより穏やかに彩ってくれました。
アソーク駅周辺は、ただ通り過ぎるだけじゃもったいない。1日をかけてじっくり巡れば、小さな発見と安心感に満ちた旅になるはずです。
今回ご紹介した4スポット、ぜひ参考にして、2025年の“アソーク散歩”、楽しんでみてくださいね。