皆さん、タイのバンコクに驚くほどたくさんのコワーキングスペースがあるのをご存知でしたか?
私はバンコクに住んでいて、週末や仕事終わりに、カフェではなくコワーキングスペースによく足を運ぶんです。集中したいプロジェクトの作業をしたり、ブログ記事を書いたりするのに最適な場所を見つけるのが趣味みたいになっていて。
そして最近、本当に「これは神だ!」と思えるような素晴らしいコワーキングスペースを見つけちゃったんです!
なんと、年間で毎日利用しても、たったの1,200バーツ(約5,000円)しかかからないんです!(※タイの労働許可証を持っている方向けのプラン)
これって、本当に驚きですよね!日本のカフェで毎日コーヒーを飲んだら、あっという間にこの金額を超えちゃいます。しかも、私が知る限り、バンコク市内に複数の支店があるから、気分や用事に合わせて場所を変えられるのも嬉しいポイントです。
※もちろん、タイの労働許可証を持っていない方でも、年間3,600バーツ(約15,000円)で利用できるプランがあります。それでも信じられないくらい安いですよね!
バンコクに住んでいる方や、出張でよく訪れる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。ただし、料金やサービスは変更になる可能性があるので、最新情報は公式サイトで確認してください!
激安で快適!年間1,200バーツで1年間利用できるコワーキングスペース!![TCDC]
さて、この夢のようなコワーキングスペースの正体は…
「Thailand Creative & Design Center」(通称:TCDC)
です!タイ国内に複数の支店や関連施設を持つ、クリエイティブな活動を支援するための施設なんですよ。
TCDCって一体どんな場所?
TCDCの公式サイト(HPはこちら)
タイ国政府観光庁
2005年にタイ政府が国内のデザイン産業を活性化させ、支援する目的でオープンした国立のデザイン&アートの複合施設。現在はチャオプラヤー川沿いの旧バンコク中央郵便局ビルに入居しています。ギャラリー、ライブラリー、コワーキングスペースにショップやカフェも併設し、デザイナーから学生まで、幅広く利用されています。ライブラリーとコワーキングスペースはメンバー専用エリアとなっていますが、カフェと屋上スペースは一般の方も自由に利用可能です。
引用:タイ国観光庁 https://www.thailandtravel.or.jp/
と書かれています。
私がざっくりと調べてみたところ、TCDCはタイの政府機関や大手企業がスポンサーになっている非営利目的の施設みたいです。タイのクリエイティブ産業を盛り上げることが目的で、デザイナーさんや学生さん、スタートアップ企業の支援に力を入れているんですって。
でも、専門家じゃなくても大丈夫!普通にインターネットを使いたい人や、静かな場所で作業したい人でも、もちろん利用できますよ。
TCDCのメンバーシップと料金プラン
TCDCの最大の魅力は、その破格の料金!
- タイで労働許可証を持っている方:年間1,200バーツ(約5,000円)
- 学生:年間600バーツ(約2,500円)
- 一般の旅行者・外国人:年間3,600バーツ(約15,000円)
この料金で、TCDCの各支店の施設を基本的にすべて利用できるんです。
※実際は改定されている場合や半額セールなどもあるのでお問い合わせください。
館内ではもちろん、高速のWi-Fiが無料で使えます。接続方法は支店によって少し違うので、初めて利用する際は受付で確認するのがおすすめです。
バンコク市内にあるTCDCの施設
TCDCのヘッドオフィスは、BTSサパーンタクシン駅から徒歩15~20分の場所にある大規模な施設です。5階建ての広々とした空間で、作業が捗ること間違いなし!
【追加情報】2025年版!TCDCを最大限に活用するヒントと、バンコクのコワーキング事情
TCDCの魅力は、ただ安いだけじゃないんです。ここからは、私が実際に利用して感じた、もっとTCDCを使いこなすためのヒントや、最新のバンコクコワーキング事情についてもお伝えしますね!
TCDCの施設をさらに楽しむためのポイント
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- デザイン書や雑誌の宝庫!
TCDCの施設内には、世界中のデザインに関する本や雑誌、アートブックが山のようにあります。これがメンバーなら自由に読み放題!私は作業に疲れた時、ちょっと気分転換に本を読んでインスピレーションをもらうのがお決まりのコースになっています。まるで図書館みたいで、本当に贅沢な空間ですよ。
- デザイン書や雑誌の宝庫!
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- 豊富なワークショップやセミナー
TCDCでは、グラフィックデザインやマーケティング、起業に関するセミナーやワークショップが頻繁に開催されています。メンバーは割引料金で参加できることが多いので、スキルアップしたい方には最高の場所です。英語のイベントも多いので、タイ語ができなくても安心です。
- 豊富なワークショップやセミナー
- 快適なミーティングルーム
個室のミーティングルームも予約して利用できます。友達や同僚とプロジェクトの打ち合わせをしたい時、カフェだと周りがうるさいし…という時にとても便利です。
タイのコワーキングスペースは多様化している!
TCDCのような非営利目的の施設がある一方で、バンコクには本当にたくさんのユニークなコワーキングスペースがあります。それぞれの特徴を理解して、気分や目的に合わせて使い分けるのが、バンコク流のコワーキングの楽しみ方です。
【人気のおすすめコワーキングスペース】
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- True Digital Park(トゥルー・デジタル・パーク)
(ホームページはこちら)
住所:101 Sukhumvit Rd, Bang Chak, Phra Khanong, Bangkok 10260
アクセス:BTSプンナウィティ駅直結
タイ最大のデジタル・イノベーションセンター。広大な敷地にコワーキングスペース、スタートアップオフィス、カフェ、レストランなどが集結していて、まるで一つの街のよう!最新のテクノロジーに触れながら作業したい方におすすめです。
- True Digital Park(トゥルー・デジタル・パーク)
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- The Hive(ザ・ハイブ)
(ホームページはこちら)
住所:様々な場所に支店がありますが、トンロー店は5/5 Soi Sukhumvit 49, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
アクセス:BTSトンロー駅から徒歩約15分
洗練された内装が魅力的な、SNS映えするコワーキングスペース。屋上にはカフェやプールがあり、リラックスしながら仕事ができます。クリエイティブな仕事をしている人たちが多く集まる場所です。
- The Hive(ザ・ハイブ)
なぜ、バンコクではコワーキングスペースが発展しているの?
バンコクがコワーキングスペースのメッカとなっている背景には、いくつか理由があるみたいです。まず、タイはフリーランスやデジタルノマドが多いこと。場所を選ばずに働ける人たちが、快適な作業場所を求めているんです。次に、物価が比較的安く、スタートアップ企業が生まれやすい環境であること。家賃が高いバンコクでも、コワーキングスペースなら手頃な価格でオフィス機能を持てるのが魅力です。そして何より、タイ政府がITやクリエイティブ産業を積極的に支援していること。TCDCのような非営利施設がそれを象徴していますよね。
タイのコワーキングスペースは、単に作業する場所ではなく、新しい人脈やアイデアが生まれる「コミュニティ」としての役割も果たしていると感じます。
まとめ
今回は、バンコクのコワーキングスペースの中でも、特にコスパ最強の「TCDC」についてご紹介しました。
私自身、初めてTCDCの料金を聞いた時は、本当にびっくりして「え、どうしてこんなに安いの!?」って何度も聞き返してしまいました。タイのクリエイティブ産業を国をあげて支援している、という背景を知って、なんだかすごく感動しましたし、タイという国の未来への熱意を感じることができました。
バンコクのコワーキングスペースは、本当に選択肢が豊富で、TCDCのような超お得な場所から、最新のテクノロジーに触れられる場所、おしゃれなカフェのような場所まで、その日の気分や仕事内容に合わせて選べるのが最高に楽しいです。
もし、あなたがバンコクに来る機会があれば、ぜひカフェではなく、コワーキングスペースを訪れてみてください。きっと、そこで働くタイの人たちの熱気や、外国人との交流を通じて、新しい発見があるはずです。作業が捗るだけでなく、旅の思い出としても、忘れられない体験になると思いますよ!