最近、タイで働きたいと考える若い方や、タイ移住を検討する中高年の方が本当に増えていますね。
テレビ番組でバンコクでの生活が特集されたり、SNSで現地での暮らしがシェアされたりするのを見ると、「日本を飛び出してみたい!」という気持ちになるのもわかる気がします。大卒後すぐに海外でキャリアを積みたい、と考える方が増えているのも、なんだかとても素敵だなと思います。
そして、中高年の方がタイ移住を考える理由としては、やはり物価の安さや、一年中温暖で過ごしやすい気候が大きいようです。実際にバンコクで暮らしていると、街ゆく中高年の皆さんが本当に若々しくて、エネルギッシュな方が多いことに驚かされます。きっと、この開放的な雰囲気が、心を若く保ってくれるのかもしれませんね!
私自身、バンコクで生活を始めてから、心身ともに本当に楽になったと感じています。
- 東京で感じていた日々を追い立てられるような重圧やストレスが少ない
- 自分のための時間をたっぷり確保できるようになった
- 通勤時間が大幅に短縮され、生活にゆとりが生まれた
そして何より、プールやジムが付いているような素敵なコンドミニアムに、驚くほど手頃な家賃で住めるのが、大きな魅力なんです!
前置きが少し長くなってしまいましたが、今回はバンコクで家賃2万バーツ以下のコンドミニアムを賢く探す方法を、私の経験を交えて詳しくお伝えしたいと思います。ぜひ、皆さんの新生活のヒントにしてくださいね!
バンコクで家賃2万バーツ以下のコンドミニアムを簡単に見つける方法!
まず、なぜ家賃2万バーツ以下に絞るのか、その理由からご説明します。
家賃2万バーツ以下のコンドミニアムを探す意味
バンコクで働く現地採用の日本人や、タイに移住されている方の多くが、家賃1万~2万バーツのコンドミニアムに住んでいます。
現地採用の日本人のお給料は、だいたい月5万~8万バーツからスタートすることが多く、家賃が給与の3分の1から5分の1程度に収まるこの価格帯は、とても現実的で暮らしやすいんです。私の会社の同僚も、ほとんどがこのくらいの家賃帯の物件に住んでいますよ。
日系不動産仲介業者は2万バーツ以下の物件をあまり扱わない?
バンコクには多くの日系不動産仲介業者がありますが、実はその9割以上が、家賃2万バーツ以下の物件をほとんど扱っていません。なぜなら、彼らは駐在員向けの高級物件を中心に扱っており、家賃は3万~6万バーツとかなり高額だからです。
現地採用の私たちには、会社が家賃を負担してくれるような福利厚生がないので、これはちょっと困ってしまいますよね。フリーペーパーなどで仲介業者の広告を見つけて問い合わせても、「2万バーツ以下の物件は…」と断られてしまうことも多いのが現状です。
でも、ご安心を!ごくまれに、2万バーツ以下の物件を豊富に扱っている日系不動産仲介業者も存在するんです。この後、詳しくご紹介しますね!
どうやってバンコクで家賃2万バーツ以下のコンドミニアムを探す?
では、本題に入りましょう!2万バーツ以下のコンドミニアムを探す方法は、主に3つあります。
1. インターネットで自力で探す(英語サイト)
これが一番有力な方法かもしれません。Googleで「bangkok condominium rent」と検索するだけで、たくさんの賃貸検索サイトが見つかります。ほとんどのサイトは英語に対応しているので、希望の価格や場所を入力すれば、簡単に物件を探せます。
これらのサイトに掲載されているのは、個人のオーナーか、オーナーに代わって物件を管理している仲介業者です。仲介業者であれば、希望を伝えれば別の物件も紹介してくれますよ。
参考サイト:https://www.ddproperty.com/
2. バンコクの掲示板サイトを利用する
日本語のバンコクの掲示板サイトにも、コンドミニアムの賃貸情報が掲載されることがあります。2万バーツ以下の物件もよく見かけます。
掲示板なので、問い合わせも日本語でできるのが安心ですよね。個人オーナーが直接募集している場合もあるので、仲介手数料がかからない物件を見つけられる可能性もあります。
参考サイト:https://bangkok.vivinavi.com/
3. 2万バーツ以下の物件を扱う日系不動産仲介業者に相談する
先ほどもお伝えしたように、数は少ないですが、手頃な価格帯の物件を専門に扱っている日系不動産仲介業者も存在します。私が最近見つけたのは、「BANGNA HOUSING」という会社です。
ホームページを見ると、2万バーツ以下の物件が豊富に掲載されていて、オンヌット周辺やその東側のエリアに強いようです。これらのエリアは近年、日本人が増えていて、駅前には大きなショッピングモールが2つもあり、生活にもとても便利です。
BANGNA HOUSING
Instagram:https://www.instagram.com/bangna.housing/
2025年最新版!バンコク賃貸事情と、賢く住まいを探すコツ
ここからは、私の個人的な経験も踏まえて、2025年現在のバンコクの賃貸事情と、さらに賢く住まいを探すためのコツをお伝えしたいと思います。
1. 賃貸トレンドの最新動向:場所と家賃の変化
以前は、日本人が多く住むエリアといえば、スクンビット地区(プロンポン、トンロー、エカマイ)が中心でした。
しかし、近年は家賃の高騰やライフスタイルの多様化により、その周辺のエリアにも人気が広がっています。
- オンヌット(On Nut):BTSのオンヌット駅周辺は、大型ショッピングモールやスーパーマーケットが充実し、生活の利便性が非常に高いです。それでいて、スクンビットの中心部よりも家賃が抑えられるため、若い世代や現地採用の方々に人気です。
- フワイクワーン(Huai Khwang):MRTのフワイクワーン駅周辺は、中華系の住民が多く、屋台やローカルなレストランが豊富です。家賃も安く、活気のある雰囲気が好きな人にはおすすめです。
- アソーク(Asok)周辺:アソーク駅はBTSとMRTの乗り換え駅で、交通の便が最高です。その少し離れた場所にある物件は、家賃を抑えつつ利便性も確保できるので、隠れた人気エリアになっています。
家賃2万バーツ以下の物件を探すなら、これらの人気エリアの周辺まで視野を広げてみるのが賢い方法です。
2. 契約時の注意点:トラブルを避けるために
タイの賃貸契約はとても簡単ですが、だからこそ注意したい点もいくつかあります。
- 契約書はしっかり確認:タイ語と英語で書かれた契約書が多いですが、わからない部分は必ず質問して、納得してからサインしましょう。特に、契約期間や解約条件、デポジットの返還条件は重要です。
- 入居前のチェック:入居前に、家具や家電、壁などに傷や汚れがないか、オーナーと一緒に確認しましょう。スマホで写真を撮っておくと、後々のトラブル防止になります。
- 電気・水道料金:家賃に含まれているか、別途支払いが必要か確認しましょう。コンドミニアムによっては、電気代が電力会社ではなく、管理会社からの請求になり、単価が高くなるケースもあります。
3. 住まい探しの新常識!オンライン内見の活用
コロナ禍を経て、オンライン内見が一般的になりました。
日本にいる間に、不動産業者やオーナーに頼んで、ZoomやLINEのビデオ通話で部屋を見せてもらうことができます。これにより、タイに来てからの内見時間を大幅に短縮でき、効率よく部屋探しができます。
私も、友人がタイ移住する際にオンラインで部屋探しを手伝ったことがありますが、写真だけではわからない部屋の雰囲気や、窓からの景色などをリアルタイムで確認できるので、とても便利だと感じました。
4. 現地で役立つ!コンドミニアム生活のリアル
最後に、バンコクのコンドミニアム生活について、私のリアルな感想をお話ししますね。
本当にありがたいのは、ほとんどの物件に家具家電がフル装備で付いていること!ベッド、冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、洗濯機など、最低限のものは全部揃っているので、本当にスーツケース一つで引っ越しできちゃいます。
そして、タワーマンションだと、敷地内にプールやジム、コワーキングスペース、ランドリールームなどが付いていることが多いです。わざわざスポーツジムに通わなくても、気軽に運動できるので、とても健康的で豊かな生活が送れます。
特に、朝の仕事前にプールでひと泳ぎしたり、夕食後にジムで軽く汗を流したり…なんて生活は、日本ではなかなか叶えられなかった夢のような時間です。
5. 予算別のコンドミニアム選びのヒント
「家賃2万バーツ以下」といっても、探す場所や広さによって、どんな物件が見つかるかイメージが湧きにくいかもしれませんね。
【家賃1万バーツ前後】
少し中心部から離れた郊外や、ローカルなエリアに位置する物件が見つかりやすいです。築年数が経っているコンドミニアムも多いですが、広々とした部屋や、プール・ジム付きの物件も見つかることがあります。
【家賃1.5万バーツ前後】
オンヌットやフワイクワーンなど、中心部から少し離れた人気エリアで、築浅のきれいなコンドミニアムが見つかる価格帯です。駅から少し歩く物件や、広さが少しコンパクトな物件が多いかもしれません。
【家賃2万バーツ前後】
オンヌットやアソークの少し離れた場所で、駅近の築浅コンドミニアムが見つかる可能性がぐっと上がります。セキュリティがしっかりしている物件や、共用施設が充実している物件も豊富です。
まとめ
今回は、バンコクで家賃2万バーツ以下のコンドミニアムを賢く見つける方法を、詳しくお伝えしました。
正直なところ、私もタイに来たばかりの頃は、「手頃で良い物件なんて見つかるのかな?」と不安に思っていました。でも、今回お話しした方法を駆使して探してみると、想像以上に選択肢がたくさんあって驚きました。
最終的に見つけた今の部屋は、家賃は抑えられているのに、プールやジムが付いていて、駅からも近くて、本当に大満足しています。
私は、タイに来てから、自分らしい暮らしを自分でデザインできるようになったと感じています。それは、物価が安く、選択肢が豊富だからこそ叶えられることなのかな、と思います。
この記事が、これからタイでの新生活を始める皆さんの背中を少しでも押すことができれば、これ以上嬉しいことはありません。ぜひ、皆さんも賢く、そして楽しく、バンコクでの部屋探しに挑戦してみてくださいね!