バンコクで景色を楽しむなら、やっぱりチャオプラヤー川沿いほど心がときめく場所はありません。
リバーサイドのレストランやバーが醸し出す雰囲気は、在住者にも観光客にも特別な時間を約束してくれます。
「バンコクで贅沢に、リバーサイドのホテルに宿泊したい…」
そんなあなたに、在住者おすすめのホテルを3軒ご紹介します。
さらに、2025年になって注目されている新たな選択肢もプラスしました。
① マンダリン・オリエンタル・バンコク
チャオプラヤー川沿いのホテルと聞いて、多くの在住者がまず思い浮かべるのが、マンダリン・オリエンタル・バンコクです。
タイで初めての西洋風ホテルとして、150年以上の歴史を誇るこのホテルは、クラシカルとモダンが優雅に共存する空間。
2025年現在、館内はさらにリニューアルが進み、客室やスパ、レストランも刷新。特にミシュラン星付きの「La Normandie」でのディナーや、庭園に面した「Author’s Lounge」でのアフタヌーンティーは格別です。
住所:48 Oriental Ave, Khwaeng Bang Rak, Bang Rak, Bangkok 10500
アクセス:BTSサパーンタクシン駅からホテル専用船でアクセス可能。船着き場からすぐなので、移動も優雅です。
HP:https://www.mandarinoriental.com/ja/bangkok/chao-phraya-river
優雅さや歴史的な趣が好きな方に、まるで美しい小説の中に迷い込んだような体験をお約束します。
② ロイ・ラ・ローンホテル(Loy La Long)
高級ホテルには手が届かないけれど、ロマンチックなリバーサイド気分は味わいたい…そんなときにぴったりなのが、ローイ・ラ・ローンホテル。
川に浮かぶような姿が印象的なこの木造の小さなホテルは、チャオプラヤー沿いの陶然たる時間を“漂う”ように体験できます。実際、タイ語で「ローイ」は“漂う”、〈Loy La Long〉は“ただ流れに身をまかせる”という美しい意味。
Trip.comに掲載されているレビューによれば、「緑の部屋に泊まったけれど、前もって写真で見ていた以上にロマンチックだった」「スタッフが親切で朝食もおいしかった!」との声も。立地は華やかなチャイナタウンのそばで、アクセスも便利です。
住所:1620/2 Songwat Rd, Samphanthawong, Bangkok 10100
アクセス:チャイナタウンのワット・パトムコンカ裏手。最寄りはHua Lamphong駅、河沿い散歩も楽しめるロケーションです。
ありそうでなかった「静かなリバーサイド」という魅力を十分味わえます。
③ ザ・ペニンシュラ・バンコク
都会の喧噪から少し離れて、川の反対岸で静寂に包まれたい…そんな気分のときには、ザ・ペニンシュラ・バンコクが心地よいです。
東岸ほど混雑せず、落ち着いた雰囲気のなかで、長めのプールからも川景色をゆったり楽しめます。
The Times誌も称賛するように、そのスパやサービスの質は確かな高級感を感じさせます。
住所:333 Charoennakorn Rd, Khlong San, Bangkok 10600
アクセス:ホテル専用フェリーで簡単にリバーサイドへ。静かに自分だけの時間を楽しみたい方におすすめです。
HP:https://www.peninsula.com/ja/bangkok/5-star-luxury-hotel-riverside
④ 2025年、新たなリバーサイドの波「フォーシーズンズ」や「Capella Bangkok」
2025年現在、リバーサイドのホテルには新たな風が吹き込まれています。特に注目されているのが、「Four Seasons Hotel Bangkok at Chao Phraya River」と、「Capella Bangkok」。
-
- Four Seasons Hotel Bangkok at Chao Phraya River
モダンでありながら緑に囲まれたプールや館内が印象的。タイアートが配されたパブリック空間や、川を望むミニマルなデザインの客室が魅力です。
- Four Seasons Hotel Bangkok at Chao Phraya River
- Capella Bangkok
2020年開業以来、ミシュラン星付きレストラン「Côte」など食も楽しめる贅沢なホテルとして人気。2025年もその品格は揺るぎません。
これらは少し予算もかかりますが、その分新しさや先進性、特別感を味わえる存在です。
まとめ ~私の気持ちを込めて…
川沿いのホテルって、ただ泊まるだけじゃなくて、自分の時間が“特別な物語”になるような魔法があります。
マンダリン・オリエンタルの歴史ある優雅さ。
ローイ・ラ・ローンの静謐でロマンチックな漂い。
ペニンシュラの洗練された静けさ。
そして、フォーシーズンズやCapellaの新鮮で未来的な空気感。
私は時々、自分へのご褒美としてこれらのホテルを巡りながら、「今、この街で生きている幸せ」を感じるんです。
リバーサイドに夜景を見下ろしてワインを傾けた瞬間や、朝日に照らされた川面を眺めながらの朝食。どちらも、言葉では言い表せないほど心が満たされます。
あなたのその日の気分や予算、目的に合わせて、きっとぴったりのホテルが見つかるはず。
タイの川辺で過ごす時間が、あなたにとっても”物語のワンシーン”になりますように……そんな願いを込めて。