バンコクの街は、まるで生き物のように、新しい商業施設や観光スポットが次々と誕生しています。
そんな中でも「わぁ、ここ行ってみたい!」と心が躍るのが、マハナコーン・スカイウォークとアイコンサイアム。
観光客も、地元のタイ人も、皆こぞって訪れる憧れスポット。私もその魅力にじわじわと引き寄せられています。
まだ行ったことがないあなたのために、2025年現在の最前線をほかほかのうちにお届けします。
次回のバンコク訪問で、ぜひ足を運んでみてくださいね。きっと、新しい発見と小さな幸せが待っています。
バンコクの今を象徴するスポット:マハナコーン・スカイウォーク & アイコンサイアム
天空へ、ちょっと背筋がのびる体験:マハナコーン・スカイウォーク(2025年版)
HP:https://kingpowermahanakhon.co.th/ja/skywalk-jp/
マハナコーンは、バンコクのオフィス街シーロム地区にそびえる、タイで一番高い高層ビル。高さ314メートル、78階建てという圧倒的な存在感。
その頂にあるのが、「マハナコーン・スカイウォーク」。ガラスの床や屋上展望台で、高所好きにはたまらない、まさにドキドキの体験ができます。
2025年現在、マハナコーン・スカイウォークの営業時間は毎日10:00〜19:00(最終入場 18:30)となっていて、夕方の時間帯は「サンセットチケット」で、暮れゆく景色と夜景の両方を楽しめる人気の時間帯です。}
最新の注目ポイントのひとつは、“SkyRides(スカイライド)”。これはVR技術を使った新感覚パラグライド体験で、自分で操る感覚と視覚の融合が新鮮。たった150バーツで楽しめる、気軽なアトラクションです。
また、エレベーターは映像演出付きで、まるで異世界に吸い込まれるような感覚を味わえ、74〜78階の展望台では、ガラスの床「Glass Tray」や屋上の「The Peak」で、足元スリルも満点。「屋根の上に立っているみたい…」とついつぶやいてしまうかも?
さらに2024年末から2025年ごろにかけては、カフェやレストランの改装・拡充も。たとえば、地下の「Mahanakhon Eatery」が改装されて、新しい選択肢が増えたという情報もあります。
HP:https://kingpowermahanakhon.co.th/ja/mahanakhon-eatery-jp/
アクセスもSNS映えも抜群。BTSチョンノンシー駅(Silom Line)出口3からすぐで、地図アプリとともに迷う心配も少なそう。
文化も贅沢も、すべてが揃う川沿いの夢:アイコンサイアム(2025年版)
HP:https://www.thailandtravel.or.jp/iconsiam/
アイコンサイアムって、ただのショッピングモールじゃないんです。洗練と伝統、文化とエンタメ、すべてが混ざり合った、川辺の芸術品のような場所。
総面積は525,000㎡の広大なモールには、高島屋(Siam Takashimaya)やApple Store、さらに3,000席規模のオーディトリアムに「River Museum」(アイコンサイアム・ヘリテージ・ミュージアム)などが充実。文化体験ゾーンまでそろうなんて、もう“褒め言葉しかない”場所です。
注目スポットのひとつが「Seven Wonders」企画。その中でも「SOOKSIAM(スークシアム)」は、タイ全国77県から職人や小規模生産者が集まる市場ゾーン。美味しいタイ南北の名物や伝統工芸との出会いも楽しくって、思わずお財布のひもがゆるっと緩みます。
そして川沿いの「River Park」では、夜になると大迫力の噴水と照明のショーが。水と光と音楽が一体となり、幻想的なシーンは歩きながら思わず立ち止まってしまう美しさです。
さらに、2025年には特別イベントも盛りだくさん。
- 年末には「Amazing Thailand Countdown 2025」が開催され、リサ(Lisa Lalisa Manobalさん)のソロパフォーマンスや、チャオプラヤ川沿いでの約1.4kmにも及ぶエコ花火ショーが世界中の注目を集めました。
- 4月10日〜16日には「Thaiconic Songkran Celebration 2025」と題した水祭りが行われ、水をかけ合ったり、伝統的な儀式やミニコンサート、食べ物ゾーンなどが開かれ、大人も子どもも笑顔がはじける時間に。
- さらに、6月から8月15日まで「Yuyuan Lantern Festival 2025」が初めてタイに登場。中国の有名なランタン祭りの世界が、川辺のRiver Parkで広がっています。
アクセスも便利で、BTSのゴールドライン「チャルンナコン駅」直結という親切さ。船によるリバーアクセスも充実していて、川からおしゃれに乗りつけることもできます。
アクセスまとめ(住所と行き方)
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- マハナコーン・スカイウォーク
住所:114 Naradhiwas Road, Silom, Bang Rak, Bangkok 10500
行き方:BTSチョンノンシー駅(Silom Line)出口3から徒歩すぐ。タクシーやバスも便利。
- マハナコーン・スカイウォーク
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- アイコンサイアム
場所:チャオプラヤ川沿い、BTSゴールドライン「チャルンナコン駅」直結。また、専用の船着場からリバーアクセスも可能。
- アイコンサイアム
まとめ&私の感想
2025年の今、バンコクは「ただ観るだけでは終われない」場所に変わってきている気がします。マハナコーン・スカイウォークでは、風を感じながら絶景に少し震える体験、アイコンサイアムでは文化・買い物・アート・祭りがひとつになる高揚感。一歩足を踏み入れるだけで、心がそっと動かされる場所。
特に私が印象深かったのは、アイコンサイアムの「艺术と伝統の融合」。ランタンも水祭りも、ただ見るだけじゃなく“そこに自分の呼吸がある感じ”。まるで異国なのに、懐かしいようなあたたかさ。
マハナコーンのGlass Trayを怖がって立ち止まってしまうあなたも、VRのSkyRidesで思わず笑っちゃうあなたも—どちらも自分のままで楽しめる場所です。
もしあなたがバンコクで、景色に揺れたり、文化に包まれたり、ちょっとドラマチックな時間を過ごしたいなら、このふたつを訪れてみてほしいな、と心から思います。
何気ない日常を少し離れて、“今の自分にぴったりの冒険”を見つけに、バンコクの空へ、川へ、一緒に飛び出しましょう。
私の小さな心の声——
ふとニュースでランタンが光る夜のアイコンサイアムを見たとき、「ああ、私も川辺に立って、その光を見上げてみたい」と、胸の奥がじんわりしたんです。
観光って風景じゃなくて、どこか“心に残る瞬間”を集めること、だと改めて思います。
この記事から、あなたがそんな小さな瞬間を感じてくれたら、本当に嬉しいです。