旅行の楽しみは観光やショッピングだけではありません。現地の文化に触れる体験も、旅の思い出にしてくれます。中でも「料理教室」は、観光スポット巡りとはまた違った角度でその国を味わえる贅沢な時間。私は旅の途中で料理教室を見つけると、ついつい予定に組み込みたくなってしまいます。
特に食の都バンコクでは、タイ料理を学べるクッキングクラスが大人気。独特のスパイスやハーブを使った料理は、日本ではなかなか同じ味を再現するのが難しいからこそ、「現地で本場のレシピを学ぶ」ことはとても貴重な体験になります。
今回は2025年最新情報として、バンコクで旅行者に人気の料理教室を3つ厳選してご紹介します。どれも魅力的で、旅のスタイルに合わせて選べるのが嬉しいポイント。ぜひ、次回のバンコク旅行の参考にしてみてくださいね。
本格タイ料理を作ろう!バンコクで人気のクッキング教室3選【2025年最新版】
① 日本語で安心!マリサ・ランゲージ&カルチャースクール
海外で料理を習うとき、一番心配なのは「言葉の壁」。せっかくの体験も、説明が理解できなければ楽しさが半減してしまいますよね。そんな不安を解消してくれるのが、「マリサ・ランゲージ&カルチャースクール」です。
こちらは日本人旅行者に特に人気の学校で、日本語が堪能な先生が丁寧に教えてくれるので安心。初心者でもわかりやすく、料理だけでなく文化的な背景まで学べるのが魅力です。
レッスン内容は1回2品で、午前・午後どちらか半日で受講可能。旅の合間にちょうど良い長さなのも嬉しいところ。受講料は700バーツ(約2,800円前後)とリーズナブルで、料理体験の中ではかなり良心的なお値段です。
2025年現在、タイの人気メニュー「グリーンカレー」や「ソムタム(青パパイヤのサラダ)」なども体験できるそう。開催日程は公式サイトからチェック可能です。
- 公式サイト:マリサ・ランゲージ&カルチャースクール
- 住所:8/8 Soi Somdejphrajao Taksin 23, Bukkalo, Thonburi, Bangkok
- アクセス:BTSウォンウィエンヤイ駅からタクシーで約10分
② プライベートも選べる!ケィー先生のタイ料理教室
次にご紹介するのは、アットホームな雰囲気が魅力の「ケィー先生のタイ料理教室」。日本語で学べる数少ないクラスのひとつで、特に女性旅行者に根強い人気があります。
最大の魅力は「プライベートレッスン対応」という点。グループクラスもありますが、プライベートでは希望の料理をリクエストすることができ、自分だけのオリジナル体験に。例えば「トムヤムクンを極めたい!」や「マンゴースティッキーライスを作りたい!」といった希望も叶えてくれます。
料金はグループレッスンで800バーツ、プライベートなら1,000バーツ(約4,000円)と手頃。2025年現在も変わらず観光客から予約が多く、週末や連休シーズンは早めの予約が必須です。
- 公式サイト:ケィー先生のタイ料理教室
- 住所:バンコク市内(予約時に詳細案内あり)
- アクセス:BTSアソーク駅やスクンビット周辺からタクシーでアクセスしやすい立地
③ 有名レストラン直営!ブルーエレファント・クッキングスクール
最後にご紹介するのは、世界的にも有名な高級タイ料理レストラン「ブルーエレファント」が運営するクッキングスクールです。観光客だけでなく料理研究家やシェフも訪れる、まさに「本場の味を極める場所」。
ここでは、午前クラスには市場ツアーがついており、地元の食材を実際に見て、香りを嗅ぎながら学ぶことができます。午後クラスは料理に集中できる内容で、どちらもおすすめ。英語でのレッスンとなりますが、料理の工程を目で見て学べるため、言葉が不安でも意外と楽しめます。
料金は1レッスン3,200バーツ(約13,000円)ほどと少しお高めですが、ラグジュアリーな空間で学べる価値は十分にあります。料理終了後には、レストランさながらの美しいプレゼンテーションでいただく試食タイムも。
- 公式サイト:ブルーエレファント・クッキングスクール
- 住所:233 S Sathorn Rd, Khwaeng Yan Nawa, Sathon, Bangkok 10120
- アクセス:BTSスラサック駅から徒歩1分
2025年の最新トレンドと体験者の声
2025年現在、バンコクのタイ料理クッキングクラスはますます多様化・進化しています。コロナ禍を経て「旅行者一人ひとりの体験価値」を大切にする傾向が強まり、料理教室も従来の「決まったメニューを教わる形式」から、「参加者の好みに合わせて柔軟にアレンジできるスタイル」へと変化しています。
たとえば、近年人気が高まっているのが「ヘルシー志向」や「食文化の深掘り」をテーマにしたクラスです。グルテンフリーやヴィーガン対応のレシピを用意してくれる教室も増えており、アレルギーや食生活の多様化にも対応。健康志向の旅行者や、宗教上の理由で食材を選ぶ必要がある方でも安心して参加できます。
また、2025年は「マーケットツアー付き」のプログラムも大人気。地元の市場に足を運び、実際に食材を選んでから料理をするという流れは、まさに「五感で学ぶタイ料理体験」。市場の活気、スパイスの香り、色鮮やかな野菜や果物など、バンコクの“食の風景”そのものを味わうことができます。
体験者の声から見える魅力
実際にクラスに参加した旅行者からは、こんな感想も届いています。
「現地で教えてもらったグリーンカレーを日本で再現したら、家族に大好評でした!タイの香りがキッチンに広がって、また旅行気分に浸れます。」(30代女性・東京)
「市場ツアーで食材を選んだのが本当に楽しかった。ローカルの人たちとの交流もできて、観光だけでは味わえない体験ができました。」(40代男性・大阪)
「英語が苦手でも、先生のジェスチャーや説明が分かりやすくて安心でした。次は母を連れて行きたいです!」(20代女性・福岡)
予約・参加のコツ
2025年は旅行需要の回復とともに、人気のクラスは特に予約が取りづらくなってきています。旅行の1〜2週間前には公式サイトや旅行代理店を通じて事前予約をしておくのがベストです。特に週末や連休シーズンは、2週間以上前の予約が推奨されます。
また、最近では「オンラインでの事前決済」や「LINE・WhatsAppでの予約確認」など、よりスムーズに参加できる仕組みが整ってきています。公式サイトには日本語対応ページが用意されている教室も多く、言語の心配も最小限に抑えられます。
お土産にもおすすめ!レシピとスパイスセット
最近の料理教室では、レッスン終了後に「オリジナルレシピ」や「スパイスセット」をお土産としてもらえるところも増えています。特に、現地でしか手に入らないスパイスや調味料は、日本に帰ってからも本格的な味を再現するのに大活躍。
料理教室で学んだレシピと一緒に持ち帰れば、家族や友人にタイ料理を振る舞う「旅の続き」を楽しむこともできます。中には、レシピブックが英語・日本語の両方で用意されている教室もあるので、安心です。
2025年のバンコク旅行に「食の体験」を加えよう
バンコクのクッキング教室は、観光やショッピングだけでは味わえない“深い旅”を実現してくれる貴重なアクティビティです。レッスン中は先生や他の参加者と交流しながら、タイ文化や食の歴史にも触れられるため、単なる料理体験を超えた「文化体験」になること間違いなし。
2025年の今、旅のスタイルは“モノからコトへ”。旅の途中で「自分の手で何かを作る」「その国の暮らしに触れる」という体験が、旅全体の満足度をぐっと高めてくれます。
次回バンコクを訪れる際には、ぜひクッキングクラスも旅の予定に加えてみてください。スパイスの香りとともに、あなただけの忘れられない思い出が、きっとそこにあります。
まとめ:旅の思い出にタイ料理を学ぶ贅沢
バンコクの料理教室はどこも個性豊かで、初心者から本格派まで幅広く楽しめます。短時間で体験できる気軽なクラスから、レストラン品質のレッスンまで、自分の旅スタイルに合わせて選べるのが魅力です。
私自身は「旅行の思い出を持ち帰るなら、モノよりも体験」が一番だと思っています。自分の手で作ったグリーンカレーやトムヤムクンは、レストランで食べるより何倍も心に残りますし、日本に帰って再現するたびに旅の景色を思い出せるのも嬉しいポイント。
2025年のバンコク旅行を計画しているなら、観光やショッピングの合間に、ぜひ一度「タイ料理クッキングクラス」を体験してみてください。スパイスの香りとともに、きっと忘れられない旅の思い出が増えるはずです。包丁の小気味よい音、立ちのぼるバイマックルーの香り、先生の優しい笑顔——その全部が、あなたの旅をそっと支える“味の記憶”になりますように。