タイの一大イベント!ロイクラトン祭りの行き方やポイントを徹底解説!(2025年最新版)
タイでソンクラン祭りと並んで大切なお祭りであるロイクラトン祭り。
SNSの普及により有名になったロイクラトン祭り、その美しく幻想的な写真を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
2025年は11月6日(予定)に開催される見込みで、バンコクやチェンマイをはじめ、全国各地で多くの人々が参加します。
今回、私はチェンマイでロイクラトン祭りに参加してきましたので、バンコクからの行き方や会場の詳細、そして初めて行く方へのポイントもあわせてご紹介します!
ロイクラトン祭りとは?
ロイクラトン祭りは、タイ全土で陰暦12月の満月の日に行われる伝統行事で、毎年11月頃に開催されます。
水の女神コンカーへの感謝と祈りを捧げ、バナナの葉や花で作られた灯籠「クラトン」を川や池に流すことで、自らの過ちや不運を水に流すという意味も込められています。
発祥の地はスコータイとされますが、バンコク、アユタヤ、チェンマイなどでも盛大に行われます。特にチェンマイでは「イーペン祭り」とも呼ばれ、夜空にランタン(コムローイ)を放つ光景が有名です。
数千個のランタンが一斉に舞い上がる様子はまるで別世界。ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」のモデルとも言われ、SNSでの発信がきっかけで世界中から観光客が集まります。
バンコクからチェンマイへの行き方
バンコクからチェンマイへは、主に飛行機・鉄道・バスの3つの移動手段があります。
<飛行機>
・所要時間:約1時間15分
・運航数:1日15~20便(タイ航空、バンコクエアウェイズ、エアアジアなど)
・価格:片道1,000~2,500バーツ(時期により変動)
<鉄道>
・所要時間:11~13時間(遅延あり)
・運行数:1日5便
・寝台列車が人気で、ゆったりと旅を楽しみたい人向け
<バス>
・所要時間:8~11時間
・運行数:30分~1時間おき(北バスターミナル発)
・価格:片道500~900バーツ
チェンマイから会場への行き方
会場は市街地から離れた寺院や大学、ゴルフ場など。公共交通機関はほぼなく、現地ツアー利用が安心です。
ツアーはチケット・送迎付きで手配でき、人気は「パンダバス」。2025年は早割プランも登場し、価格は2,500~4,000バーツ程度です。
チェンマイで人気の会場
- メージョー大学「イーペン・ランナー・インターナショナル」
- メーリム地区「チェンマイ・スカイランタン・フェスティバル」
どちらも5,000席以上ありますが、毎年数か月前に完売するため、早めの予約が必須です。
参加時の注意点
- ランタン放流前は僧侶の読経があるため静かに過ごす
- 11月の夜は冷えるので羽織り物必須
- トイレは事前に済ませておく(会場・帰路とも混雑)
- 虫よけスプレーとレジャーシートを持参
2025年の開催予定日
2025年は11月6日(木)が有力。翌日はタイの祝日「ローイカトン翌日」にあたるため、国内旅行者も増え混雑が予想されます。
まとめ(筆者の感想)
チェンマイの夜空いっぱいに広がるランタンは、写真や動画では伝えきれない迫力と温かさがあります。灯りを放つ瞬間、知らない人同士でも自然と笑顔になり、手を合わせて祈る光景は胸を打たれます。
もし2025年に訪れるなら、早めの準備と心の余裕を持って参加することをおすすめします。お祭りの熱気と静けさ、その両方を体験できるロイクラトン祭りは、一生の思い出になるはずです。