皆さん、こんにちは!
突然ですが、「ナコーンナーヨック」というタイの地域をご存知ですか?正直、日本ではあまり知られていないエリアかもしれませんよね。
でも、実はここ、タイ人の間では週末の小旅行先としてとっても人気があるんです!私も最近になってその魅力を知り、実際に遊びに行ってきました。今回は、そんなナコーンナーヨックの素敵なところを、皆さんにたっぷりお伝えしたいと思います。
ナコーンナーヨックのおすすめ観光スポットとアクティビティ
ナコーンナーヨック県ってどこにあるの?
ナコーンナーヨック(Nakhon Nayok)は、バンコクから車で約100km、時間にして2時間ほどで行ける場所にあります。
タイの高原リゾート地として有名なカオヤイ国立公園のすぐ隣に位置していることもあって、豊かな自然に恵まれていて、山や滝、広大な貯水池など、都会の喧騒を忘れてリフレッシュできるスポットがたくさんあります。
日帰りでも十分楽しめますし、バンコクから近場で自然を感じたいという方には、個人的にカンチャナブリと並んで強くおすすめしたい場所です!
1. クン・ダン・プラカーンチョン・ダム
ナコーンナーヨックで一番有名な観光スポットといえば、ここ、クン・ダン・プラカーンチョン・ダム(Khlong Tha Dan Dam)です!
タイで最も大きく、そして長いコンクリートダムで、そのスケールの大きさに圧倒されます。ダムの上は歩いて渡ることができ、そこから見下ろす景色は本当に絶景!雄大な山々と、どこまでも広がる貯水池の景色は、心を洗われるような気持ちになります。
ダム周辺には公園が整備されていて、ダム湖を周遊するボートツアーや、可愛いカートのレンタルサービスもあります。涼しい風を感じながら、のんびり散策するのもおすすめですよ。
クン・ダン・プラカーンチョン・ダム
URL:タイ国日本人会の紹介ページ
住所:Mueang Nakhon Nayok, Nakhon Nayok 26000
2. 巨大なガネーシャがいる「ガネーシャ・パーク」
「ガネーシャ・パーク」には、タイでは最大の幅約 9m、高さ約15mになる。ガネーシャ像があります。このガネーシャ像は、祝福の姿勢で安置されています。他の見どころとしては、博物館があります。
この博物館には、幸福、ご加護、成功などを意味する108 のポーズをとったガネーシャ像があり、この像は国内で最も完全なコレクションの 1 つと言われてます。
他には、800年以上前から伝承された幸運を司る古来の黒いガネーシャ像も見逃せません。
このスポットには、2体の巨大なピンクガネーシャ像があり、他にもたくさんのガネーシャ像からパワーをもらえるバンコクから少し足をのばして訪れたい場所です。
ガネーシャ・パーク
URL:タイ国政府観光庁の紹介ページ
住所:24/4 Mu 11 Sarika Mueang Nakhon Nayok Nakhon Nayok 26000
3. キャニオニング (カオヤイ国立公園)
タイ東部プラーチーンブリー県にあるカオヤイ国立公園には、高さおよそ100メートルのターンラタナー滝をはじめとする数々の滝が点在し、キャニオニングの名所として広く知られています。
地元の旅行会社が企画するアクティビティコースでは、まず豊かな森を進みながらシャワークライミングを体験し、その後ソーン・ピーノーン滝(約67メートル)、ソーンサワン滝(約18メートル)、ソーンサワンⅡ滝(約38メートル)、そして最後にワンボーン滝(約26メートル)を次々と滑り降ります。昼食をとった後は、約800メートルの川をカヌーで漕ぎ戻り、出発地点へ帰るという流れになっています。
初心者でも安心して参加でき、必要な装備はすべてツアー側が用意してくれるため、手ぶらで挑戦可能です。滝を一気に滑り降りる迫力はもちろん、ワンボーン滝周辺から望む夕焼けの景色も大きな魅力のひとつです。
キャニオニング (カオヤイ国立公園)
URL:タイ国政府観光庁の紹介ページ
住所:Noen Hodm, Muang Prachinburi, Prachinburi 25230
ナコーンナーヨックの隠れた魅力と最新情報
定番の観光スポット以外にも、ナコーンナーヨックにはまだまだたくさんの魅力があります。
ここでは、私が実際に訪れてみて「これは素敵!」と感じた、新しい楽しみ方をご紹介しますね。
1. 豊かな自然の中で楽しむ、フォトジェニックなカフェ巡り
バンコクから少し足を伸ばしたナコーンナーヨックは、自然と触れ合える癒しのカフェがたくさんあります。
特に、広大な田んぼや緑に囲まれたカフェは、都会では味わえない開放感と、とびきりのフォトジェニックな景色が楽しめます!
【おすすめのカフェ】
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モン・トルー・カフェ・アンド・ファーム(Montreux Cafe and Farm)
URL:https://www.facebook.com/MontreuxCafeAndFarm/
住所:335 Thonglor Soi 17, Sukhumvit 55, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
アクセス:バンコクから車で約1時間。田んぼの中にあるヨーロッパ風の農園カフェです。 -
ナイ・カオ・カフェ(NaiKhao Cafe)
URL:https://www.facebook.com/NaiKhaoCafe/
住所:Ban Na, Nakhon Nayok 26110
アクセス:ナコーンナーヨック市街地から車で約15分。ウサギに餌やりができる癒し系カフェです。 -
スアン・パーイン・ガーデン・カフェ(Suan Pain Garden Cafe)
Google Map:スアン・パーイン・ガーデン・カフェ/
住所:Suan Luang, Ban Na District, Nakhon Nayok 26110
アクセス:ナコーンナーヨックで有名な植物市場の中にある、水辺のガーデンカフェです。
2. 広大な総面積2,168km²の世界自然遺産に指定された国立公園
タイ旅行好きの方なら一度は耳にしたことがあるのが「カオヤイ国立公園」。ここはタイで最初に指定された国立公園で、2005年には「ドン・パヤーイェン・カオヤイ森林群」として世界自然遺産に登録されています。
名前の「カオヤイ」はタイ語で「大きな山」という意味。その通り、広大な敷地の85%以上が森に覆われていて、95種類もの木々が育つ自然の宝庫なんです。
その広さはなんと2,168平方キロメートル! ナコーンナーヨック、ナコーンラーチャシーマー、プラーチーンブリー、サラブリーと4つの県にまたがっています。まさにスケールの大きさに圧倒されますよね。
園内にはいくつものハイキングコースがあって、歩きながら植物や野生動物に出会えるのが魅力。ツル植物やカラフルなラン、無数のイチジクの木、さらにはヤシや籐まで。運が良ければ野生のゾウやトラと遭遇することもあるんです! しかもここは絶滅危惧種の哺乳類が暮らす数少ないエリアのひとつ。バードウォッチングも人気で、サイチョウやズアカキヌバネドリなど珍しい鳥たちに出会えるかもしれません。
アクティビティも盛りだくさんで、ハイキングはもちろん、ラフティングやキャンプ、トレッキング、自転車での散策、ナイトサファリまで楽しめます。有名な「へーウスワット滝」も外せないスポット。映画のロケ地としても知られているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
さらに公園の周辺にはリゾートホテルやゴルフ場、ワイナリーまで揃っていて、高原リゾートとして「タイの軽井沢」とも呼ばれるほど人気。乾季(12月〜2月)の夜は意外と冷え込むので、羽織るものを忘れずに持っていくのがおすすめです。
自然、動物、アクティビティ、リゾート…すべてが揃ったカオヤイは、タイ旅行で外せないスポットのひとつですよ!
カオヤイ国立公園 (正式名称:ドン・パヤーイェン・カオヤイ森林群)
URL:タイ国政府観光庁の紹介ページ
住所:Hin Tang Mueang Nakhon Nayok Nakhon Nayok 26000
3. バンコクでは体験できない、タイの農業体験
ナコーンナーヨックは、果物の産地としても有名です。
特に、ドリアン、マンゴー、マンゴスチンなどの旬のフルーツを、農園で直接味わうことができるフルーツビュッフェは、この時期ならではの贅沢な楽しみ方です。
農園によっては、果物の収穫体験や、ココナッツミルク作り体験ができるところもあります。
タイの田舎ならではの、素朴で温かいおもてなしに触れると、心がほっこりしますよ。
まとめ
今回は、バンコクから日帰りで行ける癒しの地、ナコーンナーヨックの魅力をご紹介しました。
大自然に触れて、美味しいものを食べて、可愛いカフェで一息つく。
こんなに素敵な場所がバンコクからたった2時間で行けるなんて、本当にびっくりですよね!
正直、最初は「観光地が少ないのかな?」と少し不安だったのですが、行ってみたら想像以上に楽しめて、ナコーンナーヨックの自然の豊かさや、人々の温かさにすっかり魅了されてしまいました。
都会の喧騒から離れて、心身ともにリフレッシュしたいときには、最高の選択肢だと思います。
この記事を読んで、少しでもナコーンナーヨックに興味を持ってくれた方がいたら、ぜひ次の週末にでも足を運んでみてください!きっと、私と同じように、この街の虜になるはずです。