こんにちは。先日、タイでとっても素敵な体験をしてきたんです!
それは、ミシュランにも掲載されている最古参とも言われる、「カノムジーン」を食べれるお店に行ってきたのです
!
カノムジーンって、日本のそうめんにそっくりな、真っ白でつるつるした米の麺なんです。これに、種類豊富なつけ汁を絡めて、新鮮な野菜と一緒にいただくのがタイ流の食べ方なんですよ。
タイ人の間では、もはや国民食ともいえるほど大人気!
カノムジーンは、タイの地域ごとに全く違う個性を持つ、奥深い魅力的な麺料理です。
バンコクだけでなく、タイ各地にその土地ならではの味を守り続けている名店がたくさんあります。ここでは、数ある名店の中から、特に人気のあるお店をいくつかご紹介します。
2025年の最新情報も交えながら、あなたのカノムジーン巡りの参考にしてくださいね。
カノムジーン・サーンパックローイ (Kanom Jeen Sanpakoi)
タイ北部のチェンマイに位置する、創業1977年の老舗です。ミシュランガイドにも掲載された実績を持つ、実力派のお店。
このお店の魅力は、北タイ料理の定番「ナムギァオ」や、スパイシーな「ナムロー」など、豊富なつけ汁の種類を楽しめるところにあります。
新鮮な野菜が山盛りで提供されるのも嬉しいポイントです。地元の市場の一角にあるので、活気あふれる雰囲気の中で、本場の味を堪能することができます。
- 住所: Thongkam Market, 11 Soi Thasatoi, Chang Moi, Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50000, Thailand
- アクセス: タクシーまたは配車サービス(Grabなど)の利用が便利です。
2025年、最新のカノムジーンの魅力をもっと深く知る!
【カノムジーンの歴史】
カノムジーンって、「中国のお菓子」って意味のタイ語なんですけど、実はその語源は中国ではなく、古くからこの地域に住んでいたモン族の言葉「コン・ノム・ジン」だという説が有力なんです。
1000年以上も前から食べられてきた歴史ある食べ物なんですね。
タイの北部では「カノムセン」、東北部(イサーン)では「カオプン」と呼ばれたりもするんですよ。面白いですよね!
【種類豊富なつけ汁、その魅力とは?】
ビュッフェには、約8種類ものつけ汁が並んでいました。
ココナッツミルクをベースにしたものから、ちょっとピリ辛なものまで、本当にバラエティ豊か。
私が特にお気に入りなのは、イエローカレーやレッドカレーなどのココナッツベースのつけ汁で、まろやかでクリーミーな味わいが最高なんです。
お店の人に聞いてみたら、つけ汁は各地方によって違うそうで、特にイサーン地方のつけ汁も置いてあると教えてくれました。
その中でも、ぜひ試してほしい代表的なつけ汁をいくつかご紹介しますね!
- ナムヤー(น้ำยา):魚のすり身とココナッツミルクをベースにした、とろりとしたスープ。最もポピュラーなつけ汁で、地域によって魚の種類やスパイスが異なります。まろやかながらも、魚の旨味がぎゅっと詰まっていて絶品です。
- ナムギァオ(น้ำเงี้ยว):豚の血の塊やトマト、豚肉が入った北タイのつけ汁。トマトの酸味とハーブの香りが特徴的で、他ではなかなか味わえないユニークな風味です。
- ナムプリック(น้ำพริก):甘酸っぱくて少し辛い、ピーナッツとエビ味噌をベースにしたつけ汁。さっぱりしていて、食欲がない時でもするするっと食べられちゃいます。
- ゲーンキアオワーン(แกงเขียวหวาน):タイを代表するグリーンカレー。これこそ、ココナッツミルクのまろやかさと、青唐辛子の爽やかな辛さが絶妙に絡み合う、誰もが愛するつけ汁です。
【シャキシャキ!新鮮な生野菜の楽園】
ビュッフェの魅力は、つけ汁だけじゃありません。
キャベツやもやし、ゴーヤ、空心菜、そしてタイならではの香りの良いハーブたちが、どっさり並んでいます。
タイではなかなか野菜をたくさん食べる機会がないので、こうして新鮮な野菜を好きなだけ食べられるのは本当に嬉しいポイントですよね!
私はゴーヤの苦みが大好きなので、たっぷり添えてみました。つけ汁のまろやかさと、ゴーヤのシャキシャキした苦みが相性抜群なんです!
正直、見た目はあまり美味しそうに見えないかもしれませんが、これがまた、口に入れた途端に魚の旨味がふわっと広がり、とっても美味しいんです!
カノムジーンは、本当にタイのB級グルメの代表格って感じがして、大好きです!
【まだまだある!バンコクでおすすめのカノムジーン店】
も素敵ですが、バンコクには他にも魅力的なカノムジーンのお店がたくさんあります。
いくつかご紹介しますので、2025年のタイ旅行の参考にしてくださいね!
- カノムジーン ハイラム ゴールン (ขนมจีนไหหลำ โกหลุ่น)
老舗中の老舗、創業20年以上の歴史を持つ海南(ハイナン)ヌードルの名店です。
中国から移住してきた家族が始めたお店で、豚肉や牛肉が入った独特のスープが絶品です。
いつも地元の人で賑わっているので、少し時間をずらして行くのがおすすめです。
住所:192 Thanon Charoen Krung, Khwaeng Samphanthawong, Khet Samphanthawong, Krung Thep Maha Nakhon 10100, Thailand
アクセス:MRTワット・マンコン駅から徒歩約10分。 - カノムジーン・トンガーンプー (ขนมจีนต้นก้ามปู)
バンコク郊外にある、ランナー様式の建物が美しい一軒家レストランです。
北タイの雰囲気を楽しみたい方にはぴったりの場所。
種類豊富なつけ汁や新鮮な野菜が楽しめます。
住所:94/188 Soi Chaloem Phra Kiat 28, Nong Bon, Prawet, Bangkok 10250, Thailand
アクセス:電車ではアクセスが難しいので、タクシーの利用が便利です。
〆はやっぱり、タイらしいスイーツで
お食事の後は、別腹のデザートタイム!
この日は、フレッシュなスイカとココナッツアイスがありました。
特に、ココナッツアイスはもう、とろけるような美味しさで、濃厚なココナッツの風味が口いっぱいに広がって、お腹も心も大満足でした。
暑いタイでは、このひんやりとしたココナッツアイスが本当に体に染みわたるんです!
食事の最後に、甘くて優しいココナッツアイスを一口食べる瞬間は、もう至福の時間としか言いようがありません。
こんな素敵なデザートまで付いてくるなんて、本当に最高ですよね!
お店の総合的な評価としては、もう大満足!
コスパも味も、そしてお店の雰囲気もすべてが完璧で、もし近くに住んでいたら、月に1回は絶対に通いたいなあって思っちゃいました!
まとめ:カノムジーンビュッフェーは、タイの食文化を体感する最高の場所!
カノムジーンのビュッフェは、ただお腹いっぱいになるだけでなく、タイの奥深い食文化をまるごと体験できる、とっても素敵な場所でした。
タイ人が普段どんなものを食べているのか、どんな味付けが好きなのかを肌で感じることができて、旅の思い出がまた一つ増えたような気がします。
様々なつけ汁を試したり、色々な野菜を組み合わせたり、自分だけの「美味しい」を探すのが本当に楽しい!
それに、こういうローカルな体験って、ガイドブックには載っていないような、自分だけの特別な発見があるんですよね。
タイのグルメ旅、もし少しでも興味があるなら、カノムジーンビュッフェは絶対に外せない場所だと思います!
ぜひ、2025年のタイ旅行で、この魅力的なカノムジーンの世界に飛び込んでみてくださいね!
きっと、私のように忘れられない素敵な思い出ができるはずです。