アソークは地下鉄MRTとBTSスカイトレインが交わる拠点で、観光にも生活にも欠かせない駅です。
駅直結のターミナル21をはじめ、デパートやカフェ、オフィスビルが立ち並び、いつも人で賑わっています。
そんなアソーク駅周辺には、観光客も地元の人も虜になるタイ料理レストランが実にたくさんあります。
今回は、ちょっとユニークな趣旨からミシュラン級の本格派まで、おすすめのお店を私の足で巡りつつ、2025年の最新情報としてまとめました。
ぜひアソーク駅を中心に、心もお腹も満たされるグルメ散歩を楽しんでくださいね。
1. ユニークな社会派レストラン:Cabbages & Condoms(キャベジズ&コンドームズ)
アソーク駅から徒歩数分、スクンビット・ソイ12にある「Cabbages & Condoms」。名前の衝撃度もさることながら、その裏にはしっかりとした社会貢献への思いがあります。
このレストランは、人口と地域開発協会(PDA)が運営し、利益の一部が家族計画や性教育など社会事業に使われています
店内は、ライトアップされた庭園やコンドームをあしらったユニークな装飾がいっぱい。
料理は、美しく演出されたマッサマンカレーやミーングクムなど、見た目も味も楽しめるラインアップです。
最近は海外旅行客も減りつつある中、2025年の今でも人気は健在。
タイミングによってはライブ演奏もあり、まるで物語の中にいるような気持ちになれる場所です。
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- 住所:10(6–10)Sukhumvit Soi 12, Khlong Toei, Bangkok 10110, Thailand
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- アクセス:アソーク(BTS/MRT)駅から徒歩約5分
2. 静かに落ち着ける隠れ家:Wanakarm(ワナカーム)
アソークの喧騒からちょっと離れてひっそりと佇む一軒家レストラン「Wanakarm」。
日本語・英語のメニュー表記があり、写真付きで注文しやすく、現地の人にも人気です。
緑が多く落ち着いた空間で、初心者にも安心。「何が食べたいかわからない…」というときにも、直感で選べる安心感があります。
静かな時間の中で、ふと心に落ちる一皿がある――そんな優しさを感じられるお店です。
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- 住所:Wanakarm(facebookページ上に複数店舗あり)アクセス:アソーク駅から徒歩圏内(詳細は公式ページをご確認ください)
- 公式ページ:Wanakarm Facebook
3. ローカル価格のタイ食堂:SUDA(スダー)
食堂らしい活気と気軽さが恋しいなら、迷わず「SUDA」へ。
ショッピングモール「ターミナル21」の向かい、ソイ14を少し入った場所にあり、ローカル価格でしっかり美味しい料理が楽しめます。
写真付きメニューがあるので、指さし注文も安心。「これが食べたかった!」と納得のボリューム感と味が嬉しい、タイの“ごはん”を体験できる場所です。
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- 住所:Soi Sukhumvit 14, Khlong Toei, Bangkok(Terminal21向かい)
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- アクセス:アソーク駅直結ターミナル21から徒歩約3分
- 公式ページ:SUDA Facebook
4. 便利で安い!フードコート:ターミナル21内
レストランじゃないけれど、これが旅の強い味方、とっても便利なターミナル21のフードコート。
お昼時やショッピングの合間に、いろんな料理をちょこっとずつシェアすることだって。デザートだけでもOKなのが嬉しいポイントです。
ただしいつも混雑しているので、ピーク時間は少しずらして行くのがベター。
気楽にサクッと食べたいとき、選択肢の幅が広いので便利です。
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- 場所:Terminal21(アソーク駅直結)
- 公式ページ:Terminal21 Asok 公式
+α 2025年の注目:ミシュラン獲得の本格店をご紹介
せっかくタイ料理の世界に触れるなら、ちょっと贅沢な本格派も気になる…!
そこで、アソークから少し歩きますが、その価値ある名店を2つピックアップしました:
・Sorn(ソーン)
2025年版ミシュランガイドでタイ初の3つ星を獲得した、南タイ料理の真髄「Sorn」。
南部出身のシェフによる深い味わい、贅沢な食材、そして記憶に残るおもてなしが光ります 。
・Samrub Samrub Thai(สำรับสำหรับไทย)
2023年にミシュラン1つ星、2024年にはアジアの50ベストレストランにも選ばれた「Samrub Samrub Thai」。
2025年にはさらに知名度が上がり、タイの伝統的な地域料理や昔のレシピを蘇らせる注目の一軒です 。
まとめと私の感想
アソーク駅周辺のタイ料理の世界、どうでしたか?
”ユニークさ”ならCabbages & Condoms、”静けさと安心”ならWanakarm、”地元ごはん”ならSUDA、”気軽さ”ならターミナル21のフードコート…それぞれに光る魅力があります。
そしてもし少し足を伸ばせるなら、SornやSamrub Samrub Thaiのような本格ミシュラン級のお店にも出会えるのが、2025年のバンコクの特徴かなと思います。
私自身、旅先で「ただ美味しい」だけじゃなく、「心に残る出会い」が欲しいタイプ。
Cabbages & Condomsで社会に目を向けたり、静かなWanakarmの一皿に心穏やかになったり、地元の人と肩を並べてSUDAで笑ったり…そんな瞬間が、スマホに残る写真よりずっと宝物。
タイのグルメ巡りは、単なる“食事”ではなく、心と感覚が踊る体験そのもの。ぜひ、あなたも自分だけの「ときめきタイ料理スポット」を見つけてくださいね。