こんにちは!
皆さんは、タイにこんなにもたくさんの日本食レストランがあることをご存知でしょうか?
タイ人にとって、刺身やお寿司はもはや憧れの料理ではなく、身近なグルメとして大人気なんです。
数年前までは、タイで本格的なお寿司を食べようと思うと、日本よりもずっと高価になるのが当たり前でした。
でも、近年の日本食ブームや、日本からの食材輸入ルートの拡大によって、その状況は大きく変わりつつあります。
タイの街を歩いていると、まるで日本にいるかのような気分になるほど、リーズナブルでクオリティの高い日本食レストランが増えているんですよ。
先日、バンコクのショッピングセンターを訪れた際、ある看板に目が釘付けになりました。
なんと、一皿30バーツ均一の回転寿司レストランがオープンしていたのです!
30バーツって、日本円に換算すると約120円(※2025年時点のレートにより変動)。
これは、もう日本の「100円寿司」とほとんど変わらない価格ですよね!
今回は、そんな驚きのコスパを誇る回転寿司レストラン「寿司エクスプレス(Sushi Express)」について、2025年最新情報も交えながら、たっぷりご紹介したいと思います!

寿司が一皿30バーツ均一!寿司エクスプレス(Sushi Express)の魅力
http://www.sushiexpressthailand.com/
寿司エクスプレスは、現在タイ国内で複数の店舗を展開している、台湾発祥のグローバルな寿司チェーンです。
1996年に台湾で1号店が誕生して以来、中国、香港、シンガポール、アメリカなど、世界中でその人気を拡大させてきました。
私がお店の外観を見たときに「これは個人経営のお店ではないな」と感じたのですが、それも納得です。
洗練された内装やメニュー表、そして何より「一皿30バーツ」という驚きの価格設定は、独自の仕入れルートや効率的なオペレーションがあってこそ実現できるのだと思います。
http://www.sushiexpress.com.sg
回転寿司のサービスは、日本の回転寿司とまったく同じ!
カウンター席には、お湯が出る給湯器が備え付けられていて、自分で熱いお茶を淹れることができます。
このシステム、日本では当たり前ですが、タイではまだ珍しいので、初めて見たときは感動しました!

2025年最新!タイ国内の寿司エクスプレス店舗情報
寿司エクスプレスは、バンコクを中心に多くのショッピングモールに出店しています。
2025年現在、タイで運営している店舗は下記の通りです。
- ターミナル21店(アソーク)
アクセスが一番便利な店舗です。BTSアソーク駅やMRTスクンビット駅と直結したショッピングモール内にあります。
住所:88 Soi Sukhumvit 19, Khlong Toei Nuea, Watthana, Bangkok 10110, Thailand - メガバンナー店(サムットプラカーン)
バンコク郊外にある超大型ショッピングモール内にあります。広々とした店内でのショッピングついでに立ち寄るのがおすすめです。
住所:39 Moo 6 Bang Na-Trat Road, Km.8, Bang Kaeo, Bang Phli, Samut Prakan 10540, Thailand - ファッションアイランド店(ラマインター)
バンコク中心部から少し離れますが、地元の人々で賑わう大型ショッピングモールです。
住所:587, 589 Ram Inthra Road, Khannayao, Khannayao, Bangkok 10230, Thailand - セントラルプラザ・ウエストゲート店(ノンタブリー)
バンコク近郊のノンタブリー県にあります。非常に広大なモールで、一日中楽しめます。
住所:199/1-2 Moo 6, Sao Thong Hin, Bang Yai, Nonthaburi 11140, Thailand - フューチャーパーク店(パトゥムターニー)
パトゥムターニー県にある巨大なショッピングモールです。
住所:94 Phahonyothin Rd, Tambon Prachathipat, Amphoe Thanyaburi, Pathum Thani 12130, Thailand
この他にも、新しい店舗が増えている可能性もあるので、訪問前には公式サイトやSNSをチェックしてみるのがおすすめです。
気になるメニューは?寿司とサイドメニューを徹底解剖!
お店に入る前にもらったメニュー表には、たくさんのネタやサイドメニューが載っていました。
一皿30バーツ均一という価格ながら、そのバリエーションには驚かされます!
メニュー表によると、ネタやサイドメニューを合わせて50種類以上もあるそうです。
もちろん、お皿に乗っている寿司にはすべて透明の蓋がしてあり、衛生面も安心です。
私が実際に食べてみて、特に「美味しい!」と感じたメニューをいくつかご紹介しますね。
- サーモン:
タイ人が一番好きな寿司ネタと言われるサーモンは、やはり期待を裏切りません。脂がしっかり乗っていて、とろけるような食感が最高でした! - 海老:
プリップリとした食感がたまらない海老のお寿司も、定番ながらも外せない美味しさです。 - えんがわ:
コリコリとした食感と、噛むほどに広がる旨味がたまりません。日本では高級なネタですが、手軽に食べられるのが嬉しいです。 - 炙りサーモンマヨネーズ:
タイ人に大人気の創作寿司です。香ばしい炙りサーモンとマヨネーズの組み合わせは、ついつい手が伸びてしまいます。 - サイドメニュー:茶碗蒸し
温かい茶碗蒸しは、お寿司の合間にホッと一息つくのにぴったり。出汁がしっかり効いていて、日本の味そのものでした。
ただし、日本の回転寿司のようにタッチパネルで個別に注文するサービスは、まだ導入されていませんでした。
メニュー表にあるすべてのネタが常にレーンを回っているわけではないので、その点は少しだけ残念に感じました。

進化するタイの回転寿司業界と寿司エクスプレスへの期待
数年前と比べると、タイの回転寿司業界は目覚ましい進化を遂げています。
寿司エクスプレス以外にも、カッパ寿司(Kappa Sushi)や日本のスーパーマーケットが運営する寿司コーナーなど、手頃な価格で美味しいお寿司が楽しめる場所が増えました。
「どうしてこんなに安く提供できるの?」と不思議に思われるかもしれませんが、その背景には、以下のような理由があると言われています。
- 独自の大規模な仕入れルート: 寿司エクスプレスのようにグローバルに展開しているチェーンは、独自のルートで大量に食材を仕入れることで、コストを大幅に抑えています。
- 流通技術の向上: 空輸などの流通技術が進化し、新鮮な魚介類を安く、早くタイに届けられるようになりました。
- 現地の労働力: 日本と比べると、人件費が比較的安価なため、サービスコストを抑えることができます。
もちろん、寿司のクオリティやサービスの細かさという点では、まだ日本の回転寿司チェーンが上回っていると感じる部分もあります。
でも、この数年間で驚くほど進化しているのを見ていると、「これから5年も経てば、きっとその差はほとんどなくなるのでは?」と、未来への期待が膨らみます。
タイで暮らす日本人としては、この日本食ブームがさらに盛り上がっていくことを心から願っています。

まとめ:寿司エクスプレスは、タイと日本の架け橋です
タイの寿司エクスプレスをご紹介しましたが、いかがでしたか?
一皿30バーツという価格で、これだけのクオリティとバラエティのお寿司が楽しめるのは、本当に素晴らしいことだと思います。
私にとって、寿司エクスプレスは「日本の味を、海外で手軽に楽しめる喜び」を感じさせてくれる、大切な場所になりました。
「日本に帰らなくても、いつでもお寿司が食べられる!」という安心感は、想像以上に大きなものです。
そして、日本の食文化が、タイの若者たちにこれほどまでに受け入れられているのを見て、日本人として誇らしい気持ちになりました。
もしあなたがタイに旅行に来る機会があれば、ぜひ一度、この寿司エクスプレスに立ち寄ってみてください。
「タイで食べられているお寿司ってどんな感じなんだろう?」と、気軽に試してみるのも面白いかもしれませんね。
日本の味を求めている人も、新しい食の体験をしたい人も、きっと満足できるはずです。
タイの日本食ブームは、これからもどんどん進化していくことでしょう。
次にタイを訪れる時、またどんな新しい発見があるのか、今からとても楽しみです!