UBERとGrabのどっちがいいか比較した結果、タイではGrabをおススメする理由

UBERとGrabのどっちがいいか比較した結果、タイではGrabをおススメする理由

世界的に有名な二大配車アプリのUBERとGrab。2つのアプリの共通点は、スマートフォンを使用して簡単に配車ができる点です。スマートフォンのGPS機能を利用し、自分の位置と最短距離にあるタクシー・ハイヤーを検索ができます。
私も2つのサービスに興味があり、タイで使用するならどちらがいいか調べてみることにしました。その結果、結論から言うとGrabに軍配があがりました。理由に関しては、この記事の後半でお伝えします。

UBERとGrabになじみがない方もいるかと思いますので、まずはUBERとGrab taxiを利用することで得られる共通のメリットをお伝え致します。

UBERとGrab taxiを利用することで得られる共通のメリット

・目的地の正確な住所をアプリに入力し事前にドライバーに伝えられる為、後から場所の説明をしたりする必要がない。また道に迷ったりすることが少ない。

・事前に出発地と目的地を入力しているので乗車拒否されない。

・配車後、タクシーが出発地に向かっている際、タクシーの位置をGPSを使用しリアルタイムで確認できる。

・ドライバーの顔と名前、車番号が事前に確認ができるので不正が起こりにくい。

・乗車後にドライバーの評価する機能があるので、ドライバーもいいサービスを提供するように心がける。

・支払った金額の明細が登録したメールアドレスに送られる。タイのタクシーでは領収書を発行してくれないタクシーも多いのでビジネスでの利用者にはおススメ!

・乗車運賃の概算が配車の時点で確認できる。

・流しのタクシーを見つけずらい状況(マイナーな場所、深夜、早朝などの時間帯)でも、近くを走っている車があれば配車ができる。

上記の通り、UBERとGrab taxiを利用することで今までのタクシーで不便であった点が解消されているのがわかります。次は、UBERとGrab taxiを比較していきたいと思います。

ブランド UBER Grab Taxi
提供エリア 世界70カ国・450都市以上 世界6カ国・30都市以上(アジア市場向けに作られ、今も東南アジアを中心に展開)
本社 アメリカ シンガポール
ドライバー 白タクドライバー(個人事業主) 現地のタクシー会社に所属するドライバー
手数料&運賃 手数料なし。UBERが定める運賃のみ 手数料25バーツ+メーターの料金
支払い方法 現金かクレジットカード 現金かクレジットカード

 

上記の比較表を見る限りですと、私がなぜGrab taxiの利用をおススメする理由がまだあまり見えてこないかと思います。私がUBERとGrab taxiを比較した際、UBERは、懸念点が大きく目立ちました。次は、タイでUBERを利用するに際して、デメリットとなりそうな具体的な理由を書いていきたいと思います。

タイでUBERの利用に当たり、デメリットとなりそうな点

白タクはタイでは違法

白タクはタイでは違法行為として定められて、近年、タイ政府は白タクに対する取り締まりを強化しています。地元メディアの報道によると、陸上輸送局(the Department of Land Transport)が主導する形で、 3月にはバンコクでUBERのドライバー18人が取り締まりを受け、反則金を科せられたとのことです。現時点で違法のサービスを使用することはあまりおススメはできません。

尚、Grab taxiはもともとタクシー車両を使用している為、上記の問題はないかと思います。但し、Grab carというUBERと似たような白タクのサービスもタイで提供をしており、そちらは摘発対象に当たるかと思いますので注意しましょう。

ドライバーが素人の可能性があり危険

UBERのメリットとして、車をもっている人ならだれでもドライバーになれ、個人事業主としてお金を稼げることがあります。ただ、裏をかえせば、正式なライセンスを持っていないドライバーが運転する車に乗るということになります。もしかしたら、そのドライバーはドライブ歴が浅く、全然道に詳しくないかもしれません。

また、仮に、事故などが起きた場合の賠償責任もないですし、ドライバーとトラブルが起きた場合も自分で解決しなければなりません。

Grab taxiですと、ドライバーはタクシー会社に属しているスタッフですので、少しは安心ができます。(ただ、タイの場合どちらにしてもあまり保証はないかもしれませんが。。)

犯罪に巻き込まれる可能性がある

UBERは現在、世界的に広まっている一方、UBERドライバーによる強盗・強姦犯罪などが起こっているようです。但し、タクシー会社に属しているドライバーでもこういった類の犯罪を起こすことがありますので比較は難しいですが、イメージとしてやはり素人のドライバーのほうがこういった犯罪がおこりやすそうな気がします。

最後に自分がUBERとGrab taxiの2つのアプリを使用してみた結果から、Grab taxiのほうが優れていると思われる点をお伝えしたいと思います。

Grab taxiのほうが優れていると思われる点

Grab taxiのほうが運賃が安くなる可能性がある

自分が同じ場所からお同じ目的地で検索をした際に、概算の金額だけをみるとGrab taxiの安くなりました。ただ、この結果は配車をする状況によって変動はするかと思いますが、他のUBERとGrabを比較しているサイトでも大体がGrabのほうが料金が安く見積もられてる結果が多いようです。

?Grabの会員サービスを利用して他社のショッピングサービスの割引特権などが受けられる

Grabは、アプリをインストールしてログインが完了すると、自動的にリワード会員のアカウントが作成され、他社のショッピングサービスのディスカウントを受けられるようになっています。また、Grabの利用数に応じてポイントが得られ、得られたポイント数に応じて会員のレベルが「シルバー」から「ゴールド」「プラティナム」などにアップグレードします。

以上が、UBERとGrabを比較した際、タイではGrab taxiをおススメする理由となります。今回、私が比較をした限りではGrab taxiのほうがおススメな気がしましたが、両方のサービスとも一長一短があると思いますので、一度実際に両方のサービスを利用されてから自分にあった配車サービスを検討されることをおススメします。

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