タイではIT産業が活発化しており、日本企業がタイ・バンコクに進出するなど密接な関係があります。
異国で事業を展開するにあたり、企業の顔としてホームページは欠かせないものですが、言語も文化も異なる国でどのようなホームページを作れば効果があるのでしょうか。
実績や信頼のあるWEB制作会社に任せたいですよね。今回はタイ・バンコクで人気のWEB制作会社をご紹介いたします。
タイ・バンコクのWEB制作会社の特徴
では、どうして日本ではなくタイ・バンコクにWEB制作を依頼する個人・企業が増加しているのでしょうか。その理由を説明します。
日本に比べて、コストのかからないWEB制作を依頼できる
WEB制作を依頼するにあたり、考慮するポイントに費用は避けられません。
実際、タイ・バンコクは日本に比べて人件費も物価も安いため、日本よりも安価にWEB制作を依頼できます。ただ、WEB制作会社によって異なるため、見積もりなど要確認が必要です。
タイ・バンコクの人材の質の向上
タイでは「タイランド4.0」と言われる国家の指標があり、その中に産業の高度化を目的としたデジタルエコノミーへの取り組みが掲げられています(2020年調査)。
つまり、タイはデジタル産業に力を入れているということです。
そのため、タイには優れたプログラマーやWEBデザイナーが多数います。
品質管理にばらつきがあるとはいえ、信頼できるWEB制作会社に依頼すれば技術の面で大きな心配は必要ありません。
日本語にも対応できる
タイは日系企業の進出を促すため、日本語教育も行っています。独学で日本語を学んでいるタイ人も多いようです。
また、日本語対応またはタイ語対応のWEB制作の需要が高まっているため、日本語人材も多数採用されており、よりスムーズなコミュニケーションが可能となり、安心して仕事を依頼できそうです。
スタイリッシュなデザインを得意としている
日本と異なり、タイ・バンコクは欧米とアジアの文化が合わさった独特なセンスがあります。
自社の色を出したり、タイ・バンコクで事業展開をする際は、海外にも受け入れてもらいやすいデザインを選択できそうです。
タイ・バンコクでWEBサイト制作をする際の注意点
一方で、やはり日本ではなく異国のタイ・バンコクに仕事を依頼するにあたって、注意点もあります。
タイと日本での文化の違い
いくらコミュニケーションが取れるからといって、文化に違いはあります。
例えば、タイ人は日本人にくらべて時間にルーズな傾向があります。
納期やスケジュール管理など、ビジネスで関わる場合には期限を明確に共有しておく必要があります。
タイと日本での環境の違い
タイ・バンコクでは日本と同様にインターネット普及率が高く、高速インターネットサービスが利用できます。
ですが、送電網が老朽化しており停電などのトラブルも多くあります。
WEB制作において通信インフラは切り離せないものですが、WEB制作進行において不安がありそうです。
タイと日本でのビジネスでの違い
宗教的な面も影響し、タイ人は温和で人思いな傾向があります。
また、直接的な表現を避けることも多く、ビジネスをともにするのであれば期限や目標などを明確に共有することでトラブル回避が必要となります。
また、チップ制度も根付いているためこちらも事前に考慮が必要となります。
タイの政治的情勢が不安定
タイは植民地支配を受けなかった国であり、長い歴史があります。ですが軍事クーデターが近年多発していました。現在は安定していますが、今後もないとは言い切れません。
これによりWEB制作のプロジェクトや納期にも関わるかもしれません。
タイ・バンコクでWEBサイト制作を成功させるには
では、トラブルなくクオリティの高いWEB制作を依頼するためにどのようなことを考慮すれば良いのでしょうか。
タイ・バンコクでのニーズを分析する
顧客となる自身・自社がどのようなWEBサイトを求めているのか分析し優先順位をつけることが大切です。
- WEBサイトを持つ目的はなにか:集客か?普及か?注文増加か?など
- ターゲットはだれか:若い世代か?男女か?など
- どんな機能がほしいか:通販機能か?問い合わせ機能か?
- デザイン:業種のデザインの傾向は?どんなデザインにしたいか?
タイ・バンコクのWEB制作会社を吟味する
信頼できるWEB制作会社の見定めも大切ですが、複数社から見積もりをすることでより適したWEB制作が期待できます。
比較するポイントは
- 納期
- 料金
- デザイン
- 信用・実績
- 日本語対応
- サービス内容
などが挙げられます。
契約とその後も積極的な姿勢で
契約内容の確認はもちろん、その後も必要に応じて打ち合わせを重ねて進捗管理と品質管理を顧客も把握しておくことでより安心につながります
タイ・バンコクでWEBサイト制作を依頼する際の相場
WEB制作の費用は機能などによって大きく変動します。
費用の変動の要因として、サイトの目的(コーポレートサイト、ECサイト)、ページ数、機能、デザインなどがあげられます。あくまで参考としてご覧ください。
(すべてバーツから日本円に換算しています)
コーポレートサイト
- 5~10ページ:420,000円~1,260,000円
- 10~20ページ:1,260,000円~2,100,000円
- 20ページ以上: 2,100,000円~
ランディングページ
- 1ページ:210,000~630,000円
ECサイト
- 商品数10個未満: ~2,100,000円
- 商品数10個~100個: 2,100,000円~4,200,000円
- 商品数100個以上: 4,200,000円
タイ・バンコクで人気のWEB制作会社5選
それでは、タイ・バンコクで勢いのあるWEB制作会社を5社、ご紹介します!
E-bied(Thailand)Co.,Ltd.(イー・バード)
出典:https://www.e-bird.co.th/jp/service/
こんな場合におすすめ!
- WEB制作はもちろん、動画や印刷物なども一貫して作って欲しい
- タイの広告やSNS事情にくわしくない
タイ・バンコクで事業展開する日本の法人も、逆に日本で事業展開するタイ・バンコクの法人もサポートするWEB制作会社です。日本人が経営しています。
WEB制作だけではなく、アプリや映像制作などWEBデジタルマーケティングに特化しているため、動画などを組み込んだクオリティの高い一貫したWEB制作を依頼できます。
また、インターネット広告や運用、タイでは欠かせないSNS運用も行なっており、包括的なWEBソリューションサービスを受けることができます。
特徴:日本とタイを合わせて30年以上の豊富な経験を生かし、マーケティングを網羅したクオリティの高いWEB制作が可能
実績:140サイト以上
価格帯 要問い合わせ
アフターフォロー:要問い合わせ
会社名:e-bird (Thailand) Co., Ltd.
URL:https://www.e-bird.co.th/jp/service/
バンコク格安WEBサイト制作サブトック
出典: https://sabusuku.portal-th.com/bangkok-website
こんな場合におすすめ!
- タイでできるだけ安くWEBサイト制作を依頼したい
- WEBサイトの運営や修正は任せたい
- WEB集客を目的としている
タイ・バンコクWEBサイト制作に特化して制作を行います。
経験豊富な日本国内法人企業が運営しており、WEB集客とコスパを重視したクオリティ確立の依頼が可能です。
驚くことに、サイト登録費+サブスク代5980円であり、その価格に制作費や修正費、サーバー・ドメインの運用と更新費、運用相談費が含まれているお得さ。
どこよりもコスパに特化したWEB制作会社です。
また、タイ・バンコクの事情に詳しい日本人制作者も在籍しており、WEB制作だけではない身近な相談も引き受けてくれます。
特徴:集客に特化しマーケティングを踏まえたWEB制作サービスを提供しながら、サブスクを採用しており、費用を大きく抑えられる
実績:200サイト以上
価格帯:サブトックはサブスクをプランを採用しており、サイト登録費用(プラン別)に加え、ページ数やオプションによって5,980円から利用可能
アフターフォロー:アクセス数やキーワードの順位などを毎月提出
会社名:サブトック 集客特化型のホームページ
URL: https://sabusuku.portal-th.com/bangkok-website
WEB制作会社シスコム
出典: https://www.gohp.jp/web/global/
こんな場合におすすめ!
- グローバル展開したホームページを作りたい
- 多言語対応のホームページを作りたいが、サーバーやドメインの契約が難しそう
- ホームページ制作の担当がいない・知識がないから任せたい
シスコム自体は東京の企業です。
シスコムの強みの一つに多言語に対応したWEBサイト制作に特化している点があります。
加えて、ブランディングからコンサルティング、WEB運用まで顧客の課題に直結した包括的なサービスを受けることができます。
東京を拠点にしているため日本からの信頼も厚く、味の素ファインテクノ株式会社や三菱ケミカル株式会社など大手企業のWEBサイトを多数請け負っています。
特徴:大手企業実績など信頼があり、WEB制作に関して詳しくない場合でもパートナーとしてブランディングから公開後の運用まで幅広くサポート
実績:大手日本企業をはじめとし、3,000サイト以上
価格帯:適応する言語の種類や、翻訳をどこに任せるかによって1,500,000円から利用可能
アフターフォロー:予算や要望によってマーケティングを踏まえた分析や提案を行う
会社名: web制作会社syscom
URL: https://www.gohp.jp/web/global/
MQUA(エムクア)
こんな場合におすすめ!
- より効果的なWEBサイト運用をプロに任せたい
- WEB制作にかかる費用を抑えたい・選びたい
MQUAは滋賀から生まれ、京都とタイをつなぐ比較的新しいWEB制作会社です。
WEB制作はもちろん、アフターフォローも充実しています。
SEO対策や顧客の課題解決に沿った運用代行を行い、google広告の運用代行も任せることができます。それでありながらコスト削減が期待できるのが特徴です。
また、WEB制作だけではなく、印刷物や社内DXも目玉としており、WEB制作だけではなく社内環境変革も一括しておまかせができます。
特徴: :SEO対策やマーケティングにも特化したWEB制作と共に、社内DXの支援も行う
実績:20サイト以上
価格帯:適応する言語の種類や、翻訳をどこに任せるかによって1,500,000円から利用可能
アフターフォロー:運用代行や広告代行など幅広く対応
会社名: MQUA
D.S.D WEB FACTORY
出典: https://www.dsdwebfactory.com/
こんな場合におすすめ!
- WEBサイトに載せる写真がないから撮影してほしい
- WEBサイト制作だけでなく、その他の広告やデザインも任せたい
他のサイトに比べるとアピールは控えめですが、スケジュールが過密などお問合せが絶えないタイ・バンコクのWEB制作会社です。
多言語サイトを得意としながら、タイで普及率の高いスマホ対応のレスポンシブサイトも制作するなど、オプション次第で幅広く充実したWEB制作を依頼できます。
特徴: タイ語、英語など多言語に対応したWEBサイト
価格帯:料金は2パックから選択。オプションやデザインによって63,000円(バーツ表記 日本円に換算)から依頼可能
アフターフォロー:納品後、30日間の無料メンテナンスサポートあり
会社名: DSD ALPHA CO.、LTD.
URL: https://www.dsdwebfactory.com/
[タイ・バンコクWEBサイト制作]おすすめホームページ制作会社5選のまとめ
いかがでしたでしょうか。
タイには日本人も多く住んでおり、日本企業の進出も多くあります。
どんなWEBサイトが作りたいのか、どんな目的があるのかを明確にしてWEB制作会社を選択すると、安心してWEB制作を任せて事業に集中できそうですね。