みなさん、こんにちは!
突然ですが、タイにシーチャン島という、とっても素敵な島があるのをご存知でしょうか?
もしかしたら、バンコクから一番近い島かもしれません。
そう、あの有名な観光地パタヤよりも、実は地理的にはずっと近い場所にあるんです。(船に乗る時間を含めると、トータルではほぼ同じくらいなんですけどね)。
この前、そんな穏やかな時間が流れるシーチャン島に、1泊2日の旅で訪れてきました。
今回は、2025年現在の最新情報も交えながら、シーチャン島の魅力やアクセス方法、おすすめスポットをたっぷりご紹介したいと思います!
もし、次にタイを訪れる予定があるなら、ぜひこの記事を旅のヒントにしてみてくださいね。
パタヤよりも近い!美しいシーチャン島への船旅!
シーチャン島(Ko Sichang)の場所と行き方
シーチャン島は、バンコクから約100kmほど南東に位置するシーラチャという港町の近くにあります。
車を使えば、バンコクからたったの1時間半から2時間ほどで到着できるんです。
ちなみに、シーラチャには多くの日本人が住んでいて、「タイの日本人街」とも言われているんですよ。
日本人向けのスーパーやレストラン、学校まであるので、なんだか少しホッとする場所なんです。
シーチャン島へのアクセス方法を、簡単にまとめるとこんな感じです。
- 【ステップ1】バンコクから車またはバスで移動(約1時間半〜2時間)
- 【ステップ2】シーラチャについたら、トゥクトゥクに乗り換えコ・ロイ・パーク(Ko Loy)の船着き場へ到着
- 【ステップ3】船着き場から船に乗船
- 【ステップ4】シーチャン島に到着!
バンコクからバスを利用する場合は、エカマイにある東バスターミナルから、シーラチャ方面行きのバスに乗るのが便利です。
シーラチャに到着したら、トゥクトゥクに乗り換えコ・ロイ・パーク(Ko Loy)の船着き場へ。
ここでチケットを買って、いざシーチャン島への船旅へ!
船は午前7時から午後7時まで、ほぼ1時間おきに運航しています。2025年現在も、料金は1人50バーツと変わらずとってもリーズナブルでした!
所要時間は40分から50分、スピードボートなら約20分ですが、スピードボートの料金は現地にて確認してください。
船は下の写真のような、のんびりとした雰囲気の船です。私が乗った船は、1階と2階にお客さんが座れるスペースがありました。
行きは景色がよく見える2階、帰りは1階に座ったのですが、船旅を快適に楽しむなら絶対2階がおすすめです!
1階は風があまり入ってこないので、少し暑く感じてしまいました。
約50分間の船旅の途中、下の写真のような中国風の塔が見えてきたら、もうシーチャン島はすぐそこです!
シーチャン島内のおすすめ移動方法と注意点
レンタルバイクを借りて、島の風を感じよう!
シーチャン島に到着すると、港のすぐそばにレンタルバイクを貸してくれる場所がいくつかあります。
島内の移動は、このレンタルバイクを借りるのが断然おすすめです!
なぜなら、島自体がとても小さくて、バイクがあれば主要な観光スポットはほとんど回れてしまうからです。
料金は1日(24時間)でだいたい300バーツが相場でした。
私が借りたときは、パスポートの提示も預ける必要もなく、お金を払うだけで簡単に借りることができました。
ただ、これはあくまで私の体験なので、利用される際はくれぐれもご自身の判断で、安全第一で楽しんでくださいね。
もしバイクに乗れない方でも、トゥクトゥクやソンテウ(乗合バス)を利用できるので、ご安心を。
シーチャン島内のおすすめ観光スポットとグルメ
小さな島ですが、シーチャン島には訪れるべき魅力的なスポットがたくさんあります。
今回はその中から、特に私がお気に入りだった3つのスポットをご紹介します。
タンパンビーチ(Tham Phang Beach)
シーチャン島で唯一、海水浴ができるビーチです。
パタヤのような賑やかさとは全く違い、静かで穏やかな時間が流れていました。
ビーチの砂は白く、海も透明度が高くてとてもきれい!
ビーチ沿いには、新鮮なシーフード料理を楽しめる屋外レストランがいくつかあります。
獲れたての魚やエビを、タイならではの味付けでいただくのは、まさに至福のひとときでした。
ゆったりと日光浴を楽しんだり、波の音を聞きながら読書をしたり、都会の喧騒を忘れてリラックスしたい人には最高の場所です。
チョン・カオ・カット橋(Chong Khao Khat Bridge)
シーチャン島で個人的に一番「来てよかった!」と感じたのが、この絶景スポットです。
海に突き出すように作られた白い橋は、まるで天国へと続く道のよう。
橋の上からは、エメラルドグリーンの海と、島々の緑が織りなす壮大な景色を一望できます。
特に夕暮れ時、夕日が海に沈んでいく景色は、息をのむほど美しかったです。
ロマンチックな雰囲気に包まれながら、時間を忘れてぼーっと景色を眺めていました。
チャオ・ポー・カオ・ヤイ寺(Chao Por Khao Yai Temple)
島に着く船から見えていた、あの中国風の派手な塔があるお寺です。
このお寺は、中国から渡ってきた人々の信仰の中心地で、中国とタイの文化が融合した独特の建築様式が魅力的です。
お寺の高台からは、港や島全体を見渡すことができ、見晴らしも最高でした。
熱心に祈りを捧げる地元の人々の姿を見て、この島に暮らす人々の温かさや信仰心を肌で感じることができました。
シーチャン島でのグルメ体験と宿泊
新鮮シーフードからローカルな味まで!
シーチャン島に来たら、やっぱり新鮮なシーフードは外せませんよね!
タンパンビーチ沿いのレストランはもちろん、港の近くにも美味しいお店がたくさんあります。
特に、シーチャン島名物の「プラームック・パッ・カイ・ケム」(イカの塩漬け卵炒め)は絶品!
濃厚な塩漬け卵がイカの旨味を引き立てて、ご飯が止まらなくなります。
夜には、島の中心部にあるナイトマーケットで、地元の屋台料理を楽しむのもおすすめです。
安くて美味しいローカルフードは、旅の醍醐味ですよね!
シーチャン島での宿泊
シーチャン島は日帰りでも楽しめますが、せっかくなら1泊して、ゆっくりと島の魅力を満喫することをおすすめします。
静かなヴィラから、アットホームなゲストハウスまで、様々な宿泊施設があります。
特に、丘の上にあるホテルからは、美しい海の景色を独り占めできるところも。
Booking.comのシーチャン島ホテル一覧などで、あなたの旅のスタイルに合った宿を探してみてください。
番外編:シーチャン島に行くなら、シラチャのJ-Parkも!
シーチャン島への旅のついでに、ぜひ立ち寄ってほしいのがシラチャにあるショッピングモール「J-Park」です。
名前の通り、日本の古い街並みをイメージして作られた、まるでテーマパークのような空間なんです!和食レストランや日本の食材を扱うスーパー、お土産屋さんまで揃っていて、一歩足を踏み入れた瞬間にタイにいることを忘れてしまいそうになります。
シーチャン島とはまた違った、不思議な雰囲気を楽しむことができますよ。
もし時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
まとめ:シーチャン島は、私の「心のよりどころ」になりました
今回のシーチャン島への旅を振り返ってみると、この島は私にとって、ただの観光地ではなく、「心のよりどころ」になったように感じます。
正直、パタヤのような派手なエンターテイメントや賑やかさはありません。
でも、それがいいんです。
静かで素朴なこの島には、ゆっくりと流れる時間、澄んだ空気、そして温かい人々の笑顔がありました。
原付バイクで島中を走り回った経験は、まるで青春映画の主人公になったみたいで、本当に楽しかったです。
一人旅でも、友人や恋人と一緒でも、きっと忘れられない特別な思い出ができるはずです。
もしあなたが、人混みを離れて、心と体をリフレッシュできる場所を探しているなら、ぜひ2025年の旅の目的地にシーチャン島を加えてみてください。
きっと、この島が持つ穏やかな魅力に、あなたも心を奪われるはずです。