タイの4月は、旧正月。
ソンクランと呼ばれるこの旧正月は、水かけ祭りとしても知られています。
もともとは仏像や仏塔、目上の人の手に水をかけてお清めをすることが目的だったらしいのですが…
4月のタイは1年でも暑い時期でもあり、それゆえ水を掛け合う行事に発展したとか。
老若男女、バケツや水鉄砲で水を掛け合うソンクラン、バンコクで思いっきり楽しむにはどこに行ったらいいのでしょうか?
バンコクで水かけ祭り(ソンクラン)を120%楽しめるスポット4選
インターナショナルなソンクラン!カオサン通り
カオサン通りといえば、世界中からバックパッカーが集まることで有名です。
ソンクランも、カオサン通りは大盛り上がり。
色々な国の人が水を掛け合い、言葉の壁を越えた楽しさを満喫することができます。
水の掛け合いっこは夕方までですが、音楽あり放水車ありの大イベント。
インターナショナルなソンクランを楽しみたいかたにおススメです。
2019年のカオサン通りのイベントは、水かけはできましたがステージなどのイベントは新国王の戴冠式の準備のため、中止されました。
2020年は通年通り行われると思いますが、前もって情報をチェックしておきましょう。
ビジネス街で大はしゃぎ!シーロム通り
シーロムは日本企業も多く集まる、バンコクのビジネス街です。
普段の雰囲気はどこへやら、ソンクランには水の掛け合いで大盛況。
こちらはタイ人も多く参加しています。
バンコク郊外に住む私の友達も、ソンクランはシーロムで騒ぐと言っていました。
シーロム通りはBTSスカイトレインでもMRT(地下鉄)でも行くことができます。
駅を降りてすぐにテンションがあがること間違いなしです。
こちらのイベントも、2019年は中止になりました。
水の掛け合いはできたようなので、問題なく楽しかったのではないでしょうか。
クラブのノリで盛り上がれ!RCA
RCAとは通りの名前で、Royal City Avenueといいます。
クラブが並ぶことで有名な通りで、普段から夜は賑やかな通りです。
そんな賑やかな通りが、ソンクランにはもっと賑やかに!
しかもクラブ通りというだけあって、盛り上がるのは夜から。ちょっぴり大人なソンクランです。
こちらはクラブのチケット代とお酒代がかかるので、ちょっとコストが高め。
ですが夜中に大人なソンクランを楽しめるので、1度は行ってみるのもいいかも?
タイの原宿でずぶ濡れ!サイアム・スクエア
タイの若者が多く集まるサイアム・スクエアでも、水かけ祭りが行われます。
BTSサイアム駅にはパラゴンという高級デパートがありますが、サイアム・スクエアは駅を挟んで反対側です。
シーロム通りと同じく、駅を降りたらすぐにお祭りモード。
上でご紹介した3つの場所ほど知られてないとはいえ、人で溢れてそしてみんなずぶ濡れです。
タイの若者と一緒に、タイの原宿サイアム・スクエアで水浸しになってみませんか?
ソンクラン期間中の注意点
どこでソンクランを楽しむにしても、ずぶ濡れになることは必須。
スマホやカメラを守る防水カバーは、必ず用意しておきましょう。
また、濡れた後にエアコンがガンガンに効いた電車やタクシーに乗ると、体調を崩す可能性も。
タオルや着替えを持っていきたい方は、これまた濡れないようにしてください。
そして、気を付けたいのが貴重品。
人が入り乱れたソンクラン会場では、スリなどの盗難も多発します。
必要以上の貴重品を持たないようにする、スられないような場所に持っておくなど工夫しましょう。
あとは、水をかけられても怒らないこと。
水かけ祭りの会場に行くまでに、水をかけられることもあるかと思います。
私は昔、水かけ祭りに行く予定ではなかったのに、道を歩いてたら水を浴びせられたことがありました。
でもタイ人が言うには、そういう場合でも怒ってはいけないそうです。
それがタイのお祭りだと思って割り切るしかありません。
タイではソンクランはお正月。笑顔で楽しい旧正月を過ごしてくださいね。