タイでも日本でも、スマホはいまや必需品。
でも、日本とちょっと違って、タイはシムフリー文化が定着していて。
どんなスマホを買っても、どのキャリアでも使えるっていう自由さが、なんだか気楽でうれしいのです。
売り場に行くと、キャリア別ではなくブランド別にラインナップされているのを見て、最初はちょっと新鮮に感じました。
では、タイでは実際どんなスマホブランドが人気なのか? 今回は2025年の最新事情も交えながら、じっくりご紹介したいと思います。
タイで買える人気スマホブランドを紹介!(2025年最新版)
不動の人気! 見せびらかしたい iPhone
スマホを選ぶとき、「iPhone か Android か」で悩みますよね。私もいつも心がざわつく選択です。
そして、日本で根強い人気の iPhone は、タイでももちろん高い人気を誇っています。
最新モデルの iPhone 15 や 15 Pro(2025 年時点)になると、タイでも目立つ存在感。
店頭にも大きなスペースが割かれて、“見て、触れられる”安心感があります。
ただし、本体を一括購入しなければならないタイでは、やっぱり「高いなぁ…」と感じるのも正直なところ。
日本であったキャリアによる“実質○○円”のようなお得な支払い制度がないのが、しみじみ恋しくなります。
それでも、タイで iPhone 人気が衰えない背景には、きらびやかなブランドイメージと自己表現の一環としての所有欲があるのかなと思います。
私の給料でさえ「うーん…」と迷う価格なのに、タイの若い人たちが iPhone を手にしているのを見ると、つい微笑んでしまうのです。
最近では分割支払い時の金利無料キャンペーンも時折見かけるようになり、それが購買意欲に火をつけちゃうんですよね。
Android なら… Samsung が頼りに
Android の中で人気といえば、やっぱり Samsung。
2025 年には Galaxy S25 シリーズが登場し、カメラ性能やバッテリー持ちの進化が話題です。
最新機種はややお値段が張りますが、ひとつ前のモデルやミッドレンジの A シリーズは、予算を抑えたい人にも手が届きやすく。
店頭には手頃な価格帯からハイエンドまで、ずらりと並んでいる印象で、あれこれ比較するのが楽しいんですよね。
私自身、Samsung の仕上がりや UI の洗練さに惹かれるんです。「次はこのモデルかな…?」なんて、うきうきしながらショップをのぞいてしまいます。
お値段重視なら、Oppo や VIVO、Xiaomi も侮れない
iPhone や Samsung とは違って、ある意味“気負わずに選べる”ブランドとして、Oppo、VIVO、Xiaomi が2025年も引き続きタイで人気です。
特に Oppo のローエンドからミッドレンジまで揃ったラインナップは、“コスパ命”派の強い味方です。
Xiaomi も“Redmi Note 14”シリーズなどが登場し、その価格性能比は見事で、私も「これって本当にこの価格?」とつい二度見しちゃいました。
バンコク郊外に住んでいる友人曰く、中華系ブランドが“控えめな存在感だけど使い勝手は抜群”という印象だそう。
手元に届いて意外としっくりくる安心感。わたしも予算が限られているときは、本当にお世話になっています。
タイでも注目! Nothing ブランドの台頭
そして、2025 年の新たな風として注目を浴びているのが「Nothing(ナッシング)」。
タイ市場でも公式ストアや取り扱い店が増えていて、透明な背面デザインと洗練された UI が話題になっています。
「デザインで差をつけたい」という気持ちにピタッとハマるブランドで、私もその見た目の美しさに心を奪われました。
価格帯はミッド~ハイレンジですが、Apple や Samsung に比べるとぐっと手を出しやすくて、「ちょっと背伸びしたい」って時にぴったりです。
タイで見かけなくなって寂しい … Sony Xperia
個人的にとても愛着がある Sony Xperia。
日本語キーボードの使いやすさやカメラの描写力、シャープなデザインにどれほど助けられたことか。
しかし最近のタイでは、Sony スマホの姿を見る機会は激減しています。
2019 年に一度市場から撤退したあと、徐々に戻ってきたものの、2025 年時点では新機種の展開が非常に限られています。
Xperia 1 V や Xperia 10 V といったモデルはあるものの、価格は 35,000 バーツ(約 13~14 万円)と、かなり高め。
「それなら iPhone にしようかな…」と思われてしまうのも、ちょっと切ないですね。
ですので、もし Sony ブランドが好きな方には、今からでも中古市場でモデルを探すのも選択肢になるかなと思います。
新しい視点:タイでスマホを買うときにちょっと気をつけたいこと
せっかく素敵なスマホを買うなら、買ったあとも安心して使いたいですよね。ちょっとした“買う前の心得”もまとめてみました:
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- 端末が「3G/4G/5G の対応バンド」をしっかり満たしているか確認しましょう。特に地方では対応帯が限られることも。
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- 購入時には「保証書」や「英語版の取り扱い説明書」があるかチェックすると安心。
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- 公式ストアや認定販売店で買うと、保証サービスがしっかりしているので〇。
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- プリペイド SIM をすぐに契約できるショップも多いから、すぐ使いたい人にはおすすめ。
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- 為替の変動やプロモーションで価格が左右されやすいので、ちょこちょこ価格チェックも忘れずに。
お店の紹介:バンコクでおすすめのスマホショップ 3 選
バンコク在住の方向けに、信頼できるショップを私の主観も交えてご紹介します:
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- MBK センター内 The Mall Mobile住所:MBK Center, Phayathai Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailandアクセス:BTS サイアム駅から直結で便利
説明:iPhone から中華系ブランドまで豊富に揃っていて、しかも価格交渉もしやすいお店です。
ホームページ:MBK Center 公式サイト
- MBK センター内 The Mall Mobile住所:MBK Center, Phayathai Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailandアクセス:BTS サイアム駅から直結で便利
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- Jaymart(ジャイマート)住所:สุขุมวิท通りソイ 15–19 周辺に数店舗あり(例:Sukhumvit Soi 15)アクセス:BTS アソーク駅またはプロンポン駅から徒歩圏内
説明:全国展開の大手チェーンで、Samsung や Xiaomi、Nothing の最新モデルもディスプレイされています。
ホームページ:Jaymart 公式サイト
- Jaymart(ジャイマート)住所:สุขุมวิท通りソイ 15–19 周辺に数店舗あり(例:Sukhumvit Soi 15)アクセス:BTS アソーク駅またはプロンポン駅から徒歩圏内
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- Power Mall ICONSIAM住所:299 Charoen Nakhon Rd, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600, Thailandアクセス:BTS サパーンタクシン駅から無料シャトルボートで直結
説明:広々とした店内で、Oppo や VIVO、Xiaomi、さらには Nothing など幅広いブランドを見比べられます。日本語対応スタッフがいる日もあるので安心感あり。
ホームページ:ICONSIAM 公式サイト
- Power Mall ICONSIAM住所:299 Charoen Nakhon Rd, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600, Thailandアクセス:BTS サパーンタクシン駅から無料シャトルボートで直結
まとめ)タイのスマホ事情と私の感想
タイで販売されているスマホブランドは、2025 年現在、iPhone の高級感と Android の多彩な選択肢がうまく共存しているように感じます。
“見せるスマホ”としての iPhone、使いやすさと安心感の Samsung、コスパ重視の中華系ブランド、そしてデザインで差をつける Nothing――それぞれに魅力があり、店頭での選ぶ時間も、それ自体が楽しみです。
Sony Xperia が以前のように身近じゃなくなってしまったのは、ちょっと寂しい。でも、だからこそ「かつて愛していたもの」に温かい愛着を感じるのかもしれません。
私の正直な感想としては、スマホを選ぶときって、スペックや価格だけじゃなくて、自分の「気持ちがときめくかどうか」がとっても大事だなと思うんです。
タイの市場には、そんな“ときめき”を見つけさせてくれるブランドが、たくさん揃っています。
もし次にバンコクでスマホを探すときは、あなたの心と直感にフィットする“ときめきスマホ”が見つかりますように。
最後にひとこと:スマホ選びは、知識と直感とたった一台との素敵な出会いの物語。あなたのスマホライフが、きらきらと楽しいものになりますように。