皆さん、「タイ」と聞いたらまず何を思い浮かべるでしょうか。
一般的にタイをあまり知らない人がタイのことをイメージする場合、下記のようなキーワードが上がってくると思います。
・タイ料理(辛い)
・タイキック(ムエタイ)
・暑い国
・アユタヤ遺跡が有名
・物価が安い
・仏教が盛ん
私もタイに来る前はやはり上記のようなキーワードが頭に浮かびました。
そこからバンコクで5年間生活をしてみてタイに関していろいろな発見があり、日本との違いもたくさんあることに気が付きました!
今回は、タイと日本で比較を行い、日本と違う点を箇条書き&コメントベースで細かく紹介したいと思います。尚、タイのことをすでに知っている人からするとたいしたことのない内容も載せています。(タイの知識がほぼ0の方向けです。)
今回の情報が今後タイに来る方の何かのたしになれば幸いです!
[最新版]タイと日本を比較!日本との違い思いつく限り箇条書きで紹介!
国の基本情報編
・タイ人はタイ語を話し、タイ文字を使う
→ 地方によって方言があります。尚、隣国とラオス語とタイ語は似ている言葉が多数あります。
・通貨はタイバーツ(Baht)を使う
・タイの季節は3つで暑季、雨季、乾季がある
→ 乾季中は平均気温が下がり、過ごしやすくなります。
・仏教がとても盛ん
→ 日本人のような実質無宗教者はほぼいなく(多分。。)、国民の生活の中に仏教が根付いています。
・人口は約6800万人で日本の約半分ぐらい
・日本との時差が2時間あり、日本より2時間遅い
・タイはタイ王国であり、王様がいる
・地震や台風などの自然災害がほぼない
→ 但し、雨が多いと洪水などは起こったりします。
生活編
・至るところにタイの国旗が飾られている
→ 日本が他の国に比べて、少ないだけかもしれません。。タイの人は愛国心が強いですね。
・朝8時と夕方6時になると国歌が流れる
・基本的に物価が日本より安い
→ 物によっては日本より高い商品があります。
物価に関しての詳細記事:[2019年度]タイの最新の物価を紹介!タイで高い物と安い物は何か!
・タイ人の辛いレベルと日本人の辛いレベルに違いがある
→ タイ人(特にイサーン地方の人)が食べる辛い料理は日本人にはスーパー辛い料理と感じると思いますw
・ドリンクの味付けが全般的に甘い&アイスコーヒーは砂糖が常に入った状態で提供される
→ 甘い飲み物が苦手な方は、コンビニで水を買いましょうw
・バイクタクシーがあり、道のいたるところにユニホーム?を着た人が待っている(タイ語:モーターサイ)
→ タイでバイクタクシーは必須ですw
・日常生活で自転車の利用が浸透していない
→ 通勤や日常で自転車を使用するタイ人は非常に少ないです。但し、最近は健康ブームで少しづつ自転車利用者が増えてきているようです。
・スクーター利用者がとても多い&スクーターは馬力がありスピードが出る
→ タイのスクーターはとても速いですw(日本のはリミッターでスピード制御されていると聞いたことがあります。)
・交通事故率が非常に高い(世界でワースト2位。。)
→ タイに来る人は事故だけは気を付けましょう。。
・街中(屋外)に自動販売機はない
→ これは日本が特殊ですねw
・コンビニにトイレはない&トイレに自動ウォシュレットはない
→ タイでトイレがある場所は限られており注意が必要です。尚、タイでは手動のウォシュレットはありますw
・トイレットペーパーは便器に流さない
→ 使用した紙は備え付けのゴミ箱に捨てるようにしましょう。
・タクシーがとても安い(庶民が日常で頻繁に使用できるレベル)
→ 日本はとても高いですね。。
・映画代金がとても安い
→ これも日本は高すぎです。。尚、映画が始まる前にはタイ王室のビデオが流れ、起立をする必要があります。
・チップを払う習慣がある
→ ある一定の施設やレストランではチップは必要です。
・レストランで無料の水は出てこない(ドリンクの注文が必要)
→ 屋台っぽいローカルなお店ですと、無料の水が置いてあるところもありますw
・どこでも冷房が強い
→ 電車、デパート、オフィス内など基本的に冷房が強く、日本人には寒いレベルですので注意しましょう!
・飲み物を買うと必ずストローがついてくる
→ コンビニで飲み物を買うと、ペットボトルでも缶のジュースでも必ずストローが付いてきます。
・ビールに氷を入れて飲む
→ ビール&氷に慣れてしまうと、日本人でも毎回入れるようになりますw
・バイクに乗る人はヘルメットをかぶらない人が多い&スクーターに3人乗りする
→ 交通違反の取り締まりにはタイは緩いと思います。
・交通違反で警察に捕まっても裏金?を少額払えば見逃してもらえる時がある
→ これは東南アジア独特の文化ですかね。。
・お役所関連の申請で裏金?を払ってなんとかできることがある
→ これも東南アジア独特の文化ですかね。。
・食べ物の屋台が至るところにある
→ これはタイの強いメリットだと思います!
・フード&衣料系のマーケットが至るところにある(タイ語:タラート)
→ これもタイのメリットですね。
・外国人率が東京より多い(バンコク)
→ バンコクでは外国人率がとても高いです。尚、バンコクは世界の旅行先ランキングで1位が常連の都市だそうです。
・禁酒日がある
→ 禁酒日ではレストランは通常酒を販売しません(販売をしてばれたら罰金の為)
・タイのお正月は1月でなく4月にある
→ タイのお正月は通常ソンクランと呼ばれ、4月にあります。
・タイでは自炊をする人が少ない
→ 自炊をするより屋台で食べたほうが手軽で安いからだと思います。
・タイではお米が主食だが、白米の他、もち米(タイ語:カオニャオ)もよく食べられる
→ タイのイサーン地方にはイサーン料理というのがありますが、イサーン料理ではもち米を非常によく食べます。
・街中に野良犬が多くいる
→ たくさんいますが、こっちがなにもしなければ犬もなにもしてこないので安心してくださいw
・ホテルに泊まった際、夕食を出すところはほぼない
→ タイというより日本以外の国では夕食がないホテルが多いと思います。
・市民税が県民税がない(おそらく無いと思います)
・外国人向けのサービスや情報が充実している(バンコク)
→ 外国人向けの病院、スーパー、コンドミニアム、レストラン、ラジオ、TV番組、外国人専用窓口etc..
・アパート賃貸の仕組みがとてもシンプル
→ 日本はタイの仕組みを見習ってほしいです!
・お手伝いさん(タイ語:メーバーン)の費用がとても安い
・果物の種類がとても豊富
・貧富の差が非常に激しい
→ 日本でも貧富の差はあると思いますが、タイの貧富の差は非常に激しいです。(お金持ちはスーパーお金持ち)
仕事編
・年に30日までの病欠が有給扱いとなる(タイの労働法による)
→ 風邪で休んでも給与がでるので、会社を休む人は必然的に多くなりますw
・定時にスッパっと退社をする人のパーセンテージが日本より高い
→ 日本の会社に見習ってほしい点です!
・「きっちり業務をこなすことが重要」という考えは日本人より少ない
→ 逆に日本人は一般的に几帳面なので特殊なのかもしれません。
・新しい仕事の面接時に給料交渉などを積極的に行う
→ 日本はそのあたりは消極的かもしれません。
・会社内の上下関係は日本ほどきついものではない。(基本的にフレンドリー)
・お店やレストランのスタッフは、業務中でもスマホをいじったり、椅子で休憩していても基本OK(※お店によります)
→ 個人的には上記はぜんぜんありだと思います。逆に日本の接客はもう少しラフでもいいと思います。(日本は「お客様第一主義」過ぎでスタッフがしんどそう。。)
文化&考え&行動編
・生まれた日や曜日はとても重要という考えを持っている
→ おそらく仏教の教えからきていると思います。
・曜日によって着る服のカラーを合わせたりする
→ これも仏教の教えからきいていることだと思います。タイでは曜日毎に色があり、曜日に合わせて服の色を合わせたりします。
・セクシュアル・マイノリティーに対しての社会的差別などが日本より少ない
→ 日本が見習うべき点だと思います。
・コーラをたくさん飲む
→ おそらくコーラーの消費率は日本より高いと思いますw
・快適なことにお金の出し惜しみをしない(=倹約などが苦手!?)
→ タイ人は快適でほしいと思った場合、多額の借金をしてでも買う性格を日本人よりもっていると思います。
・初対面の人とのやりとりでもフレンドリー
→ 初対面のタイ人同士やりとりでも、タイ人と外国人のやりとりでも基本的にフレンドリーです
・タイではシャワーを朝と夜に浴びるのが普通
→ タイは暑い為、定番だそうですw
・タイ人はきれい好き&アイロンがけを徹底する
→ タイの人がしわくちゃなシャツを着ていることをみたことがないですw
・タイ人の休みの過ごし方はお寺巡りが多い
→ タイ国内には非常に多くのお寺があり、タイ人は週末にお寺に行くことが多いです。またその際にタンブンをします!
タンブン = 徳を積む行為(具体的に言うとお寺に寄付など)
・家族愛や親孝行を日本以上に大事にする
→ 仏教の教えからだと思いますが、タイでは家族愛がとても強いです。日本ももちろん家族は大事にしますが、全体的に日本はタイよりはドライだと思います。
・タイ王室に絶対的な敬意を持っている。
→ タイの人はタイ王室に対して、本心での敬意をもっていると思います。尚、法律的には不敬罪というものがあり王室は守られています。
・女性の意見が強い(※私の主観では。)
→ タイ女性=しっかりしている、タイ人男性=優しい のような構図ができているのではと思っています。日本も最近は女性がどんどん強くなっていってますね!
以上が、タイと日本の違う点の紹介になります。上記の違いをあらかじめ理解してタイに来られると、おそらく迷いなくタイやタイの人のことを受け入れられると思いますので是非参考にしてみて下さい!!