基本的に気さくで礼儀正しいとされているタイ人ですが、彼から敬遠されてしまう日本人がいます。
今回の記事では、おそらくタイ人から嫌われてしまう日本人の特徴をお伝えしたいと思います。
今回お伝えをする内容は、私がタイで数年間生活し、自分自身がもしかしたらタイ人に対して行っていたと気づき反省したことや、他の日本人を見て感じたことのまとめとなります。
これからタイに行く旅行者の人や、タイに移住予定の方は是非参考にしてみてください！
おそらくタイ人から良く思われない日本人の特徴
何でも日本が一番と思っておりタイ人に対して露骨に悪口を言う人
『日本が何でもアジアでNo1』と強く思っており、タイやタイ人に対してバカにするような発言をとる日本人は、もちろんタイ人から敬遠されます。
自国が一番と誇りを持つことは悪いことだとは思いませんし、日本が他国より優れている点が多くあることも事実です。
こういったことを心の中で思うことは問題ないと思います。
ただ、タイに滞在をしている最中に、直接タイ人に対して見下すような事を言うことはマナー違反ですね。
仮に日本に来ている外国人が同じような態度をとった場合などを想像してみると、どういった気持になるか簡単にイメージができると思います。
なんでも日本の水準と比較をする日本人
これは、１番目にお伝えした点と少し被るのですが、なんでも日本の水準を基準にして『日本なら～』や『日本のサービス、技術は～』と日本の優れている点を自慢するかのようにタイ人に話す人がいます。
こういったことをたまに話す程度なら、別にタイ人もなんとも思わないと思いますが、聞く頻度がとても多い場合、『また日本の自慢か、、』とタイ人も思ってしまうことでしょう。
タイの文化やタイ人の気質を理解しようとしない日本人
タイに関して理解しようとせず、常に日本人的な考えで解釈し、それに反していると文句を言う人もあまりよく思われないでしょう。
上記のような他国の多様性を理解しようとしない人は、タイ人に限らずどこの国に行った場合でも煙たがられるしまうかもしれません。
尚、タイ人の代表的な気質は下記のようなものが有名です。
・快適さが重要で、小さいことにはこだわらない（サバイディ・マイペンライ的考え）
・助けあい、思いやり精神が強い（チュアイガン・ナムジャイ的考え）
・家族を特に大切にする。また目上の人を敬う精神
・気性は激しいが、すぐ忘れる（あとを引かない）
タイ人スタッフに対して人前で叱ったり怒鳴ったりする日本人
私が、タイで数年間働いて気が付いたことは、タイ人はプライドがとても高いという点です。また、仕事中にミスをした場合でも、誤らないで開き直るタイ人はとても多いです。
おそらく彼らの信条で『誤る＝負けを認める』という考えがあり、自分のミスを認めないのかもしれません。
しかし、日本の上司の中には『叱ることがスタッフの為』と思っている人もおり、タイ人を人前で叱ったりしてしまうとタイ人のプライドを傷つけてしまうことになります。
その後、そのタイ人スタッフが持つ上司に対しての信頼関係も薄れ、タイ人同士でその上司の陰口を言い出すことにつながるかもしれません。
基本的なＴＰＯやマナーができていな日本人
タイ人は基本的にきれい好きで、身だしなみなどに日本人以上に気を使います。例えば、衣服には常にきれいにアイロンがかかっており、柔軟剤でいい香りがします。また、街中の車やモーターバイクなども、常に磨かれておりピカピカな印象があります。
尚、日本語や英語ができるタイ人は、大抵がエリート育ちか有名な大学を卒業したタイ人になり、日本人がタイで一緒に働くスタッフはそういうスタッフが多く、彼らはTPOやマナーもとてもしっかりしています。
仮に、日本人がしわくちゃな服で基本的なマナーもできてないようですと、彼らはそういった日本人を見下すようになり、いい関係が作れなくなってしまうかもしれませんので注意しましょう。
タイは熱帯気候の為、服装は常に半そで短パンサンダルのイメージが強かったりしますが、TPOに応じてた服装やマナーを取るようにしましょう。
ケチすぎる日本人
よくタイ人から日本人はケチだと聞くことがありますｗ
おそらく彼らの中には、『日本人=金を持っている』という固定概念がある為、そう思っているのかもしれません。
『質素倹約は美徳』というライフスタイルが日本人には昔から根付いていますが、タイや西洋の各国では『おごることが美徳』という違う文化が影響している可能性があります。
尚、私がタイにいて気が付いたことは、タイ人は一般人、お金持ち問わず基本的に金使いが荒いという点です。また、あまり計画性を持ってお金を使いません。
あまりケチケチしていると、タイ人から「コンキーニアオ（タイ語でケチな人）」というあだ名をつけられてしまうので注意しましょうｗ
以上がおそらくタイ人から嫌われてしまう日本人の特徴についての記事となります。
今回ご紹介したことはケースバイケースでもあるので、あくまで参考程度に考えてもらえれば良いかと思います。
これからタイに来れる方は、ぜひ参考にしてみて下さい！
