日本の「ソウルフード」あり、「スローフード」、「ファストフード」の機能をもっているおにぎり(Onigiri)。日本では、朝の欠かすことのできないメニューとして不動の存在間がありますが、そのおにぎりが世界でも徐々に人気が出てきているようです！
海外の人が日本料理と聞いてイメージをする料理で多いのは、「寿司」「刺身」「ラーメン」「お好み焼き」「カレーライス」などのようで、まだおにぎりの知名度は低いです。ただし、「Onigiri」と単語は着実に世界で浸透し始めております。
尚、おにぎりの持っている「機能性」に目をつけ、海外の地で、地元の人々から人気を得ているおにぎり専門店などが複数存在しているようです。
本日は、海外で人気のおにぎり専門店、もしくはおにぎりも販売をしている人気店を紹介します。
海外で人気のおにぎり専門店5選
ONIGILLY(アメリカ)
日本人である兼松さんが2008年に創業した「おにぎり屋さん」で、サンフランシスコ市内に現在3店舗を経営する大人気のお店です。
「おにぎり」×「健康づくり」を関連付けたブランディングでうまく地元の人から人気を獲得。「夢は全米500店舗のおにぎり屋チェーン」と語る同店には今後も注目です！
おにぎりの他、ヘルシーなサラダ、お味噌汁なども提供。健康志向の強いアメリカ人にはバッチリのお店ですね！
Waraku(ドイツ)
ドイツ人のファビアン・ボーンケさんと日本人妻のケイコさんが2010年におにぎり専門店「Waraku」をオープン。始めの１年は地元の人の口に合わず売り上げ不振が続いていたようですが、起死回生の「しゃけとわさびのおにぎり」がドイツ人の心をつかみ、その後は人気店に成長。毎日平均250個、土曜日には500～600個ものおにぎりを販売しているようです！
おしゃれなデザインのおにぎりフィルター。おにぎりの他、「お弁当」、「かつ丼」、「照り焼き丼」などのメニューも提供。
SAMURICE(シンガポール)
SAMURICE（サムライス）は、シンガポールの日本米おにぎり専門店で現在シンガポールに5店舗を構える人気店です。母体は日本のアグリホールディングスという会社だそうです。2014年に第一号店をシンガポールにオープンさせて以来、すでに5店舗というのはすごい成長スピードですね！
「アジアから世界へ、世界一のおにぎり屋になる」というのがブランドコンセプト。日本から取り寄せた厳選の日本米、海苔、塩を使用しているので、おにぎりのクオリティは非常に高そうですね！
SAMURICEさんのお店。とてもスタイリッシュですね！
WASABI(イギリス)
イギリスのロンドンを中心に40店舗以上の店舗を運営している大人気の日本食レストランWASABI。メインは「SushiとBento」のメニューですが、おにぎりも取り扱っています。どうやらニューヨークにも支店をもっているようです！韓国人のドン・ヒュン・キムさんが2003年に創業したのが始まり。ドン・ヒュン・キムさんからしたら、自国の料理でないものをうまく現地化（ローカライズ）して人気店に導いたセンスはすごいですね！また、イギリスには「Wagamama」という人気の日本料理のお店がありますが、こちらもやはり日本人経営ではなく、香港生まれの企業家が創業したとのことです。
商品の包装のデザインや店内はとてもおしゃれで、うまくイギリス人のハートをゲットしたのでしょう。
NAEKI Sushi(タイ)
最後に、私が住んでいるタイで最近注目のおにぎり屋を紹介します。Naeki Sushiは寿司をメインにしたテイクアウト型のお店で、おにぎりも販売をしております。おにぎりのクオリティは高く、タイのコンビニで売っているおにぎりより全然おいしいです。駅構内にあるキオスクの店舗では、「おにぎり」＋「コーヒー」のセットで売り出されており、人気を得ているようです。
商品のパッケージやお店の雰囲気もスタイリッシュですので、今後ますます人気が出ていくのではと思っています。
以上が海外で人気のおにぎり専門店5選でした。今回紹介した5店で共通をしている点は、どのお店もとてもスタイリッシュで、独自のブランドイメージをうまく確率できていることだと思いました。
おにぎり動向に関しては今後、随時アップデートしていく予定ですので、またチェックしてみて下さい！
