PM2.5という言葉を知っていますか?
恥ずかしながら私は、タイに来てから知りました。
PM2.5とはざっくりいうと、大気汚染の原因となる非常に小さな粒子のことです。
最近のタイは、このPM2.5の数値が上昇。
「健康に良くない」という数値の日が続くこともあります。
現在(2020年1月末)のタイの大気汚染の状況、そして対策をご紹介したいと思います。
タイの大気汚染が意外にヤバかった![2020年]大気汚染の状況と対策を紹介
バンコクの大気汚染指数は?
タイ人も含めバンコクに住む多くの人が、アプリやウェブでPM2.5大気汚染指数をチェックしているのではないでしょうか。
ちなみに、本日14時現在のバンコクの大気汚染指数は149。
昨日までいつもより数値が低く100を切る日もあったのですが、今日は元通りになってしまいました。
乾期に入ると大気汚染指数も高い日が多くなり、昼間の数値は140前後といったところでしょうか。
150を超える日はそこまでありませんが、記録を見てみると今月は4日ほどあったようです。
そのうち1日は180。その日はさすがにヤバいなと感じました。
数値を確認せずとも、景色や空の色でだいたいわかります。
数値の高い日の朝は煙ったように景色が曇り、昼になっても空が青くありません(グレーがかった水色)。
リゾートっぽい青い空白い雲なんて、タイの田舎や島に行かないと見られないのかもしれません。
体への影響は?
バンコクの大気汚染が目に見えてひどくなってきたのは、ここ数年のことだと思います。
一昨年から私は喉の調子が悪くなり、常に喉を痛めている状態です。
そのせいか風邪ももらいやすく、体調不良になることもしばしば。
こめかみが重いような頭痛が続くこともありました。
日本に帰国しているあいだは、このような症状がありません。
やっぱり、タイの大気汚染が原因なのでしょう。
まわりの日本人でも原因不明の体調不良で病院に行き、大気汚染のせいだと診断された人が数人いました。
さすがに健康への危機を感じ、今年は我が家に空気清浄機を導入。
その甲斐あってか頭痛はなくなり、喉は相変わらず不調ですが、荒れて痛くなるまでではありません。
旅行中の対策は?
住んでいる人ならば、マスクをして空気清浄機の導入をお勧めします。
タイで買うと値段がかなり高いので、日本から持ってくるといいですよ。(新品を持ち込むと関税を取られることがあるので注意)
でも、旅行中だとそうはいきませんよね。
では旅行中の対策はどうしたらいいのか?
「敏感な人には良くない状態」という数値が多いので、敏感な人以外はあまり感じないのかもしれません。
それでも対策はしておきたいというのなら、やはりマスクが一番ではないでしょうか。
日本で売られている、PM2.5対策用のマスクがいいと思います。
もっとしっかりと対策したい人は、空気清浄機が導入されているホテルを選んでみては?
数が少ないと思うので、探すのに骨が折れるかとは思いますが…
数値の比較的低いエリアにホテルを取るというのも、ひとつの手ですね。