タイ旅行について、もう基本情報は調べましたか?
宗教や気候、通貨や電圧、寺院に行く際の服装…でもそんなことは、基本中の基本。
ここでは当たり前の基本情報のほかに、在タイ者とっても大事な基本情報をご紹介。
知っておくと、「なるほど」と思うことがあるかも?
タイに旅行に行く前に知っておきたいタイの基本的なこと!
僧侶・子供優先
日本の電車の優先席では、ご年配の方や妊婦さん、体の不自由な方や怪我をしている方が優先ですよね。
タイでももちろん同じですが、タイではそこに僧侶が加わります。
タイでは、僧侶は敬意を払うべき存在です。
オレンジ色の僧衣を来た僧侶が電車やバスに乗ってきたら、優先席でなくても席を譲りましょう。
そして女性は、特に注意してください。
タイでは、女性が僧侶に触れることはタブー。僧衣に触れてもいけません。
電車に僧侶が乗ってきたら、ちょっと離れたところへ移動するといいでしょう。
仏教の国ならではのマナーですね。
さらにタイでは子供も優先、小さな子供が乗ってきたら席を譲ります。
タイはレディーファーストな一面もあるので、大抵は女性よりも男性のほうが先に立ち上がり席を譲ってくれるでしょう。
タイの電車には優先席も用意されていますが、優先席でなくても席を譲るのが一般的です。
電車やバスに乗るときは、気にかけてみてくださいね。
お酒の買えない禁酒日
気候の暑いタイ、観光の合間に冷たいビールが飲みたくなることもあるでしょう。
だけどレストランでビールを注文したら断られる、ということがあるかもしれません。
実はタイでは、お酒の買えない時間というのがあります。
お昼の11時から14時、夕方17時から24時以外の時間は、お酒の販売は禁止です。
夕方早い時間からお酒が飲みたくてレストランやコンビニに行っても、販売してもらえないので気を付けて。
それに付け加えタイでは、丸1日お酒を販売しない禁酒日もあるので注意。
仏教上の祝日や選挙の当日、前日がそれに当たります。
在タイ者の私たちも忘れがちな、タイの禁酒日。
友人とうっかり禁酒日に外食の約束をしてしまい、お酒が飲めなくてガッカリすることもあります。
旅行の日程が決まったら、仏教関連の祝日に当たるかどうか確認しておくといいでしょう。
電子タバコは違法
さて最後に、最近の日本ではごく普通に見かける電子タバコについてお話ししておきたいと思います。
タイでは、電子タバコや加熱式タバコを利用することはもちろん、所持や持ち込みも違法です。
最近では、タイ航空の乗務員が成田から大量のiQOS(アイコス、加熱式タバコ)を大量にタイに密輸したことがニュースになりました。
荷物はどの乗務員のものかわからず、持ち込んだ乗務員は名乗り出なかったため、その便に搭乗していた乗務員の連帯責任になったそうですが…
観光客の電子タバコの使用でも、逮捕されている人が増えています。
特に日本では電子タバコや加熱式タバコの愛用者が多いことは、タイの警察でも知られているようです。
観光地での取り締まりも厳しいようなので、気を付けて下さい。
タイ旅行中は禁煙、電子タバコは日本の自宅に置いてくるようにしましょう。