海外旅行や国内旅行を計画するとき、まず気になるのが「航空券代」。旅のスタートを決める大きな要素だからこそ、できるだけ安く、そして賢く手配したいと思う方は多いはずです。ひと昔前までは、旅行代理店に電話をして担当者にお願いするのが一般的でしたが、2025年の今ではインターネットの普及とアプリの進化によって、誰もが自分のスマホやパソコンから世界中の航空券を比較・購入できるようになりました。
今回は、実際に私自身が普段から活用している「格安航空券の探し方」をご紹介します。ここでご紹介する方法を知ってからは、もう旅行代理店経由ではなく、自分でチケットを探して直接予約するスタイルが当たり前になりました。それくらい便利で、しかも節約につながるんです。
格安航空チケット検索サイトを利用する
まず最初におすすめしたいのが、格安航空券検索サイトの活用です。中でも特に信頼度が高く、世界中の旅行者に愛されているのが スカイスキャナー です。
スカイスキャナー(英: Skyscanner)は、世界中の航空券・ホテル・レンタカーを横断検索できるサービス。2003年にスコットランドで誕生し、現在は1,200社以上の航空会社や旅行代理店と提携し、最安値を一括で比較できる仕組みを提供しています。(from Wikipedia)
日本の検索サイトでは、扱う範囲が自社の提携航空会社に限られていることも多いですが、スカイスキャナーならLCCから大手航空会社まで幅広く検索可能。2025年現在も、最新のAI技術を使って価格変動を追跡し、最も安い時期を提案してくれるなど、機能は年々進化しています。
スカイスキャナーで検索してみる
使い方はとても簡単。トップページで「往復・片道」を選び、「出発地」「目的地」「出発日」「帰国日」を入力して検索ボタンを押すだけ。数秒で最安値の候補が表示されます。
さらに、検索条件を絞ることも可能です。例えば:
- 直行便のみを指定
- 出発・到着時間を指定
- 利用したい航空会社を指定
- マイレージアライアンス(スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームなど)で絞る
一覧の中から気になる便をクリックすると、航空会社や旅行代理店の公式ページに移動し、そこで直接予約を行う流れとなります。支払いは基本的にクレジットカード決済ですが、2025年現在はApple PayやGoogle Payにも対応している航空会社も増えてきています。
スカイスキャナーの便利な使い方
目的地を決めずに「最安値」を探す
「とにかく安く行ける場所に行きたい!」というときに便利なのが、「目的地未定」検索。出発地だけを入力し、目的地を「すべての場所」に設定して検索すると、その時点で一番安い行き先がリストアップされます。
たとえば、東京から検索すると「ソウル 8,500円」「台北 12,000円」「バンコク 25,000円」といった形で一覧表示されるので、思いがけない旅先に出会えるのも魅力。自分では考えていなかった都市が候補に出てきて、旅の計画が一気に広がります。
プライスアラートを設定する
もう一つ便利なのが「プライスアラート」機能。行きたい路線を登録しておくと、価格が下がったタイミングでメールやアプリ通知が届きます。航空券は日によって価格変動が激しいので、この機能を使うとお得なタイミングを逃さずに購入できます。2025年現在は、AIが価格推移を予測して「今すぐ買うべきか」「もう少し待った方がいいか」まで提案してくれるので、より安心感があります。
その他のおすすめ検索サイト
スカイスキャナー以外にも、複数の検索サイトを使い分けるとさらに安心です。
- KAYAK(カヤック):航空券・ホテル・レンタカー比較が得意。セール時期の通知機能が便利。
- Google フライト:直感的な検索が可能で、カレンダー上で安い日程を探しやすい。
- Expedia(エクスペディア):ホテルとセットで予約すると割引になる「ダイナミックパッケージ」が人気。
検索結果に表示される価格はサイトごとに異なることがあるため、2〜3サイトを見比べてみると安心です。
まとめ:安さだけでなく「安心」も大切に
ここまで、格安航空券の探し方や便利な使い方をご紹介しました。
確かに「安さ」は大切ですが、同時に「信頼できる販売元から購入すること」もとても重要です。安すぎるチケットにはキャンセル不可や追加手数料が隠れている場合もあります。必ず公式ページに移動して、内容をよく確認してから購入するようにしましょう。
筆者自身も、以前はとにかく安さだけを重視して予約し、乗り継ぎが極端に長かったり、手荷物料金が高額だったりと後悔したことがありました。今では、スカイスキャナーやGoogleフライトで「価格と利便性のバランス」を見極めながら購入しています。
旅行はスタートから心地よく迎えたいもの。安さと安心を両立できるチケット探しをして、2025年の旅をもっと自由に、もっと楽しく計画してみてくださいね。