タイ・バンコクでおすすめのAWSパートナー企業を紹介(2025年1月版)

タイ・バンコクでおすすめのAWSパートナー企業を紹介(2025年1月版)

タイ・バンコクでAWSクラウドを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業にとって、信頼できるAWSパートナー企業の選定は非常に重要です。AWS直接契約に比べて、AWSパートナーを経由してのAWS利用は、多くの利点があります。

タイ・バンコクにおいても、多くの企業がクラウドへの移行を検討しており、AWSは東南アジア地域で最も信頼されているクラウドプロバイダーの一つとなっています。

そのため、クラウド移行やシステム構築においては、日本語対応はもちろん、タイ語でのテクニカルサポートも提供でき、AWSの各種認定資格を保有した専門家による適切なアーキテクチャ設計が必要不可欠です。

しかし「タイでのクラウド移行は複雑で、どのようなソリューションが最適なのかわからない」とお悩みではありませんか?

今回の記事では、タイ・バンコクでAWSソリューションの導入実績が豊富で、確かな技術力を持つAWSコンサルティングパートナーを厳選してご紹介します。

ご紹介するパートナー企業の中には、クラウドインフラの構築だけでなく、マネージドサービスやデータ分析、AIソリューションの提供まで幅広く対応できる企業もありますので、ぜひご覧ください!

タイ・バンコクでAWSパートナー企業を選ぶ重要性

タイ・バンコクでクラウド導入やデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業にとって、適切なAWSパートナー企業の選定は、プロジェクトの成否を左右する重要な決定となります。

タイにおいても、多くの企業がデジタル化を加速させており、特にAWSは東南アジア地域での実績と信頼性から、クラウドインフラの選択肢として第一候補となっています。

そのため、クラウド移行やシステム構築においては、以下の要件を満たすAWSパートナー企業との協業が不可欠です:

・日本語・タイ語・英語でのテクニカルサポート体制
・AWS認定資格保有者による専門的な設計・構築
・現地法制度に準拠したセキュリティ対応
・コスト最適化の実現

しかし、「タイでの信頼できるAWSパートナー企業の選定基準がわからない」「どのようなサービス内容を重視すべきか迷っている」という声をよく耳にします。

今回は、タイ・バンコクで実績豊富なAWSコンサルティングパートナーを厳選してご紹介します。

紹介する企業は、クラウドインフラの構築にとどまらず、以下のような幅広いソリューションを提供可能な企業を選定しています:

・クラウドマイグレーション支援
・AWSの割引販売
・DevOps導入支援
・データ分析基盤の構築

これから、各社の特徴や強み、実績について詳しくご説明していきます。

Classmethod社の特徴

AWSプレミアティアサービスパートナーとして2014年から継続して認定を受けています。2022年には「SI Partner of the Year – GLOBAL」、2023年には「SI Partner of the Year – APJ」、2024年には「Education Consulting Partner of the Year – Global」を獲得した、世界トップクラスのAWSパートナー企業です。

主な特徴:
・全てのAWSサービスに対して3%の割引を提供
・タイオフィスで9名のAWS認定資格保有者が在籍(グローバルでは500名以上)
・タイで3名が全AWS認定を取得(グローバルでは70名以上)
・タイ国内で60社以上のAWSアカウントの支援実績
・日本語・タイ語・英語での24時間365日テクニカルサポート
・タイバーツでの請求に対応(クレジットカード不要)
・既存AWSアカウントからの無償移管サポート
・AWS構築から運用保守まで一貫したサービス提供
・エンタープライズレベルのサポート内容を標準提供

Classmethod社は、豊富な実績と技術力を活かし、ユーザーのAWS活用を包括的にサポートいたします。

https://www.classmethod.co.th/ja/services-aws

Future Spirits社の特徴

AWSアドバンストティアサービスパートナーの認定を受け、タイで7年以上、日本では20年以上のレンタルサーバー運用実績を持つ信頼性の高いAWSパートナー企業です。

主な特徴:
・タイと日本の両拠点での豊富なインフラ運用経験
・物理サーバーとAWSのハイブリッド構成の提案が可能
・24時間365日の有人監視体制
・OS/ミドルウェアレベルの包括的な保守・運用サポート
・AWS利用料のタイバーツでの請求・支払い代行サービス
・豊富なAWSサービス取扱実績(EC2、S3、RDS、VPC等)
・セキュリティ情報の提供と対応
・専門技術相談窓口の設置
・AWSの責任共有モデルに基づく運用保守代行

Future Spirits社は、ユーザーの課題に応じた柔軟なインフラ構成を提案し、確実な運用保守で事業の安定性を支援します。

https://future-s.co.th/thai-aws/

Fujitsu Thailand社の特徴

グローバルIT企業として、AWSアドバンストコンサルティングパートナーの認定を受け、エンタープライズレベルのクラウドトランスフォーメーションを支援する実績豊富なAWSパートナー企業です。

主な特徴:
・4,000名以上のAWS認定エンジニアとデリバリーエキスパートを保有
・マルチクラウド&ハイブリッドIT環境の統合・最適化を得意とする
・レガシーシステムからクラウドネイティブまでの包括的な移行支援
・クラウドベースの新規アプリケーション開発・モダナイゼーション支援
・コスト最適化を実現するユーティリティベースの管理サービス
・デジタルトランスフォーメーションのロードマップ策定支援
・Gartnerのマジッククアドラントで評価された実績
・グローバルな導入・運用実績による豊富なナレッジ
・AWS環境と既存ITシステムの統合における実績豊富な方法論

Fujitsu Thailand社は、エンタープライズ企業の複雑なIT環境をAWSへ移行し、ビジネス変革を実現する戦略的パートナーとして支援します。

https://www.fujitsu.com/th/th/services/multi-cloud/cloud-services/aws/

Material Automation (Thailand) 社の特徴

AWS認定資格保有者を擁し、タイ企業向けにAWSの導入から運用までをトータルでサポートする現地密着型のAWSパートナー企業です。

主な特徴:
・初期費用を抑えたAWS導入支援サービス
・AWS環境の構築から運用支援までワンストップで対応
・24時間システム監視サービスの提供
・AWS利用料の請求代行サービス
・月額固定利用プランの提供
・マルチサイトでのデータバックアップ対応
・リモートアクセス環境の構築支援
・様々な業種での導入実績を保有
・ハードウェア保守を含めた包括的なサポート

MAT社は、タイ企業のクラウド化における課題を理解し、コスト効率の高いAWSソリューションを提供します。

https://www.mat.co.th/cloud-solution/

AWSパートナーを選ぶ際のポイント

タイでAWSパートナーを選定する際は、以下の5つの重要なポイントを考慮することをお勧めします:

1. AWSパートナーティアレベルとAWS認定資格保有者の人数

パートナーティアレベルは、そのパートナー企業の技術力と実績を示す重要な指標です。特にプレミアティアパートナーは、AWSから最高レベルの認定を受けた企業であり、グローバルでも限られた企業のみが取得できる称号です。
プロジェクトの安定した遂行には、十分な数のAWS認定資格保有者の存在が不可欠です。特に、ALL AWS認定(AWS認定資格を全て保有)の エンジニアの在籍数は、その企業の技術力を測る重要な指標となります。
タイでAWSの支援を期待する場合、タイ拠点において何人のAWS認定資格者がいるかというポイントにも注意しましょう。特に全資格取得者がいる企業は十分な技術力を期待できます。

2. サポート体制

AWSの利用においては、システムトラブルや技術的な課題に迅速に対応できる信頼性の高いサポート体制が不可欠です。システム障害によってビジネスが止まってしまった際に、障害についてのサポート依頼できるパートナーがいないのは大きなリスクです。
特に日系企業の場合、日本語・タイ語・英語でのスムーズなコミュニケーションが可能なサポート体制があるか、24時間365日の対応が可能かどうか、が重要な検討ポイントとなります。また、上記のようなテクニカルサポート提供が有償なのか無償なのかというのも重要なポイントです。

3. コスト最適化

AWS直接契約の場合は、クレジットカード払いで海外に対しての支払いになるため、経理上の面倒や税金面での不利があります。AWS利用料の割引率や、タイバーツでの請求対応の可否は、長期的なコスト管理において重要な要素です。

4. 導入実績

タイ国内での導入実績数は、そのパートナー企業の信頼性を示す重要な指標です。特に、同業種での導入実績があれば、業界特有の課題やニーズへの理解も期待できます。
クラウドインフラの構築だけでなく、付加価値サービスを提供できるパートナーを選ぶことで、将来的なビジネス成長にも対応できます。

5. セキュリティ対応とコンプライアンス

パートナー企業自身のセキュリティ体制が整っているかどうかは、ユーザーの大切なデータを預かる上で重要な確認ポイントです。ISO 27001やISMSなどの情報セキュリティ認証の取得状況、プライバシーポリシーの整備状況、PDPA(タイ個人情報保護法)への対応状況などを確認することをお勧めします。特にタイでは2022年からPDPAが施行され、個人情報の取り扱いに関する規制が強化されているため、パートナー企業のセキュリティ対応力は重要な選定基準となります。

まとめ

ここまで、タイ・バンコクにおけるAWSパートナー企業の重要性と、主要なAWSパートナー企業の特徴や強みについてご紹介してきました。

タイでのAWS活用においては、技術力が高く、多言語対応が可能で、充実したサポート体制を持つパートナー企業との協業が、プロジェクトの成功に不可欠です。

今回ご紹介したAWSパートナー企業は、それぞれの特徴を活かしてユーザーのクラウド活用とビジネスの発展をサポートしています。

ユーザーのプロジェクト要件や、各パートナー企業の強みを照らし合わせて、最適なパートナーをお選びください。

この記事が、タイでのAWS活用における最適なパートナー選定の一助となれば幸いです。

バンコクで集客対策・SEO対策ならエムクア

CTA-IMAGE

エムクアはバンコクのお客様に向けのスタートアッププランを提供しております。

こんな方にお勧め

  • これからタイでビジネスを始められる方
  • WEBサイトの集客やアクセス数を改善させたい方
  • 多言語対応のWEBサイトを作りたいと思っている方
  • google広告を始めたい方
  • WEBサイトの管理・運用を任せたい方

TECHNOLOGYカテゴリの最新記事